自作自受
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憧れはいつも非現実的で 回転ドアの向こうには退屈な大人の世界が広がっていた 白く大きな建物はただ大きいだけだった 感動する瞬間はいつも何気ない一コマで ドラマや映画じゃあるまいし エンディングロールはいつまで経っても始まらない その瞬間はもう何度も僕の前を通り過ぎたのに 気付くのはそれが通り過ぎたずっと後で ドラマチックだよ 敗北者みたいにスター気取りで
ママに隠れて食べたハンバーガーの味が忘れられない はちみつみたいにおいしいの とても非現実的
緞帳はいつの間にか上がってて それに気付かない僕は ずっとスポットライトに照らされたまま 観客にお尻を向けたまま挨拶の練習を繰り返すの 表情とか お辞儀の角度とか 声の大きさだとか 立ち位置のチェックだとか
憧れはいつも非現実的で それが事実だと誰も教えてはくれない 憧れはいつも非現実
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