本日は全国的には七夕である。 が、北海道は何故かもう少し先。 理由は不明だが、七夕は道民にとって今日では無いのだ。 夜空の二人は、この特例により一年に二度の逢瀬が可能になる、という事なのだろうか?不思議である。 変な特例が生まれ、基礎が瓦解する、という不自然は、 世の中には、けっこう存在している気がする。
日中、所用で外を歩いていると、街中で候補者を乗せた車を発見した。 しばらく観察していたが、 とりあえず、うるさい。 声の通るウグイス嬢が、喉もかれよと候補者名を拡声器ごしに連呼するのだから当然なのだが、 街中、オフィス内で働く多くの人々にとって、それはただの騒音に過ぎないのではなかろうか。 さらに悲惨なのは後ろについてしまった無関係の一般車であろう。 拡声器は選挙カーの真後ろに設置されているのである。 逃げようにも場所が場所だけに、身動きもしづらい、 そもそも、渋滞していて車自体が動かない。 逃げられぬまま数分間、発信源からの絶叫を大音量で聞かされ続けるのである。 あれは、拷問なのかな…? 少ない時間の中で、何とか支持者を増やす為の名前連呼作戦なのだが、 それにしても、名前だけを叫び続ける様に、極爆はサブリミナル臭さを感じてしまう。 それで手に入れた票で当選したとして、本人は嬉しいのだろうか…? 勝てば官軍、結果が出なければただの無能。という事か、しかしなあ…。 支持どころか、サラリーマンの恨みをかいそうな街宣車の絶叫を聞きながら、何となく釈然としない思いを味わった、極爆である。
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