観たいDVDが手元にある。 しかし現在の時刻は、既に普段の就寝時間である。 むう、ここにたどり着くまで余計な時間がかかりすぎたな。 返却日は明後日なので、まあ明日観れば済む話なのだが、 そういう日に限って、何かの都合でDVDどころではなくなってしまったりするのである。 さて…無理をして本日中に観てしまうべきか、それとも明日にまわすか…? ディスクを眺め、頭を悩ませる極爆。 まあ、この考察によって、結局また寝るのが遅くなってしまう訳だが。
特に何があるという訳では無いものの、 上司より遅く出社する事への気兼ねもあり、極爆、それなりに早く出勤していたりする。 そして喫煙室に直行、一本プカリと吸って、一日の始動とするのが極爆流である。 そんな訳で、本日もまた喫煙室に到着、文庫を準備し、コーヒーを置いて、いざ。 と、煙草の箱を開けて愕然。 あ、一本も無い。 何故、無くなった時点で空き箱を捨てず、後生大事に会社まで運んで来たのか、 は、この際どうでもいい。 問題は、どうするか、だ。 わざわざ外に出て、煙草を購入し、一本喫い、席に座る。 遅刻にはならないが、上司は間違いなく席に着いているであろう。 相手より先に到着する為には、一服を諦め、このまま出勤するべきだが… 躊躇は一瞬。5分後には、煙草を購入し一服する極爆の姿があった。 当然、社のドアの先には、仕事を始めている上司… 特に注意を受ける事も無かったが、個人的にはアレな気分である。 要するに、嗜好品の魅力に仕事への意欲が負けた形なのだから、当然であろう。 嗜好品は嗜好品。時と場所に気を配りながら、ちょいと嗜む事こそ本分であり、 嗜好品に振り回され、己を律する事が出来ない人間が嗜好品に触れるのは如何なものか。 と、常日頃考えていた極爆は、本日完全に嗜好品の虜であった。 いかんなあ、もう少し自制が出来ると思っていたが。 嗜好品を取り扱える大人には、愉しみ方にもルールがある。 もう少し、己を律する事に重点を置くべき、と、改めて思う一日であった。
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