マフラーを使ってみる。 寒かろうが何だろうが、 首に何かが纏わり付くのが気に入らない極爆だが、 着けず嫌いというのも何だかアレなので、装着に至った。 だが、装着経験が非常に少ないマフラーであり、 いまいち着こなし方が解らない。 外から巻くのか?中に入れるのか? ヨ○様巻きが良いのか?後ろに放るべきなのか?? 通勤中も頭に?を乗せながら、横目で他の社会人を眺める毎日である。 うーむ…どうすれば、変に見えないのだろう。
淑女なお婆さんとエレベーターで一緒になった。 お互い、目的の階までの短い時間ではあったが、 それでも人となりが解る瞬間というのは、あるものなのだ。 昼間の地下鉄でたまに見かける、根性のねじ曲がった婆さんとの闘いに疲れた極爆にとっては、驚きの出会いである。 そうか…大和撫子は未だ滅んではいなかったのだ。 こういう場合は、やはり極爆も紳士に応対すべきと、もちうる配慮を惜しみなく使ってみる。 順番もなんのその、後ろに人が並ぼうとお構いなしの老害に対する、極爆の常の対応とは掛け離れた姿であった。 差別である。これはもう、見事なまでの差別に違いない。 しかし、他者の事を考えぬ老人と、高潔な老人との扱いを同等にするのは、極爆にとって有り得ない選択肢なのである。 とはいえ、所詮極爆も、25を過ぎたばかり。齢を重ねてきた方々からみればヒヨッコ以下。 その極爆が示した「紳士」も、相手にどれほど無礼に見えたかしれないのである。 そう考えると、極爆が無自覚で行っているであろう無礼の数々を、老紳士から許して頂いている様に、 極爆も、乗客が出ている最中にもかかわらず、背後から無理矢理電車に乗り込もうとする高齢者に対して、許しの心で接するべきなのかなあ… などと思ってしまうのである。
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