友人に「お前の日記には内容が無い」とこき下ろされる。 ごもっとも。最近の日記の出来では返す言葉も無い。 が、忠告を受けたからとて、内容が改変される事はまずない。 毎日の生活に事件が紛れ込む可能性なぞ、極爆の生活スタイルではそうそうあるまい。 道端で見かけた小石一つで原稿用紙十枚を埋める才覚も無い。 という事で、今後も罵られながら、内容の浅薄な日記を書き続ける極爆なのである。
雨。 いまひとつ微妙な天気であったが、念のため傘持参で出勤する事にした極爆。 とはいえ、前回の降雨でビニール傘は破壊され、 残っているのは、過去の暴挙により中破し。やや見映えのよろしくない紳士傘一本。 ふう、仕方ない。これを使うか。 大きさは申し分なく、極爆を雨から守るという傘の本分からすれば、いまだ秀逸の傘。 が、やはり開いて使うと目立つのは、傘骨の損傷と芯棒部分の歪み。 特に、芯棒のひん曲がり加減がやはり気になるので、 地下鉄を降り、出口までの道程で少し修正を加える事にする。 ぐい。うん、それなりに曲がるな。 ぐいぐい。ん、もう少し右か。 と、力を加えた途端。ぽきり。 またもや、持ち手部分がもげた。 あああっ!また壊れた! 前回はビニール傘だからと納得出来たが、今回はまがりなりにも紳士傘。 それが、依然の被害者と全く同じ手口で壊れた。 これは…呪いか? 今まで、幼少期から散々、無数の傘を至る所に放置してきた極爆への報復なのだろうか? 結局、二日の降雨で傘二本を喪失。次の雨の日は傘無しで過ごす事になった。 うーん、確かに今回壊れたのは紳士傘ではあるが、やはり安物。 いっその事、奮発して高い傘でも購入するかなあ。 何にせよ次の雨までには準備を整える必要がある。 財布を眺め、嘆息する極爆。ああ、また散財か。
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