気付いたらソファで寝ていた極爆。 深夜にあまりの寒さで目が覚める。 いつ寝たのか、何故寝ていたのか判別出来なかったが、 そんな疑問が小さく感じる程に寒かった。 この異常な寒気は、極爆の身体の問題なのだろうか?それともやんごとない何かが憑いていたのだろうか。 春の終わり、部屋でガタガタと凍える極爆。何とも季節に反した一時であった。
時間というのは、誰に対しても無情である。 極爆が年齢を重ねる度、世界もまた年齢を重ね、 生を受けた時代が早い方々から順番に、老い、生者の世界から旅立っていく。 その摂理は理解しているつもりであったが、本日、新聞を見て我が目を疑った。 「栗本薫、死去」 おおおおい!! 知っている方は知っている、世界で最も長い小説「グイン・サーガ」を執筆していた作家である。 物語は未だに続いており、順調に記録を更新し続けていた大作だったのだが、 この度、未完が決定した訳だ。 極爆、小学生の時分から、この作品のファンであり「金に余裕が出来たら、何としても全巻揃えよう」と夢見ていたというのに… 某漫画雑誌などでは、描く度に風呂敷をでかでかと拡げたまま、作品を放り投げる奇特な作者がいるが、これは次元が違う。 終わらせて欲しかった。本当に。 ここまで見事な大作が、作者の急死により台なしになるのは、本当に悲しい。 人の命は平等なのかもしれないが、よりによって、何故この至高の作家を連れ去ってしまったのか。 極爆が今まで生きてきた過程において、数多くの著名人の死をニュースなどで見てきた。 が、人の訃報で、ここまでの衝撃を受けたのは生涯初である。 本当に残念でならないが、一ファンとして、せめて栗本先生の冥福を祈る事にする。
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