雪が降った。 ちらほらではあるが、五月へ向かおうというこの時期には、何とも場違いである。 異常気象とはいうが、この状況が改善されるのはいつになるのだろう。 蜜蜂は行方不明、花粉症の氾濫、そして季節外れの降雪。 三分の一が終了した現在、今年の狂いっぷりには、 些か恐怖を感じるものである。
朝の多忙な時間。 様々な準備を同時進行でこなす、鉄火場である。 紙を撫で付け、飯を掻き込み、歯を磨き、口を濯ぐ… と、口の違和感に動きが止まる極爆。 何だ…?この味は? 考えてみると、水で濯ぐ時のコップに何か付いていた記憶が… そこまで辿った時点で、口内の異物の正体が判明。 ああ!コイツは、石鹸だ! 場所は洗面所。何かの拍子に石鹸がコップに付いたらしい。よりによって、飲み口に。 口に拡がる何とも嫌な感触。これは、石鹸を口に含んだ経験のある者にしか解らない衝撃である。 急いで水で洗浄したが、舌にはしっかりと石鹸の味。 くそ忙しい時に、何という事だ… 鉄火場で起こった惨劇。朝の不運は普段より三割増しにキツイなあ、という話。。
|