きんつばを食べる。美味。 やはり、和菓子の繊細な甘味というのは、 ケーキなどでは真似できないよなあ。と。 まあ、求めているものが全く違うのだし、当たり前か。 ケーキの甘味には、引き立たせる為の苦いコーヒーを。 和菓子には、甘みを消さない為の緑茶を。 やっぱり、和菓子つくってみようかなあ。 片付け大変だろうけど。
昨日、何故か異常にバイキングに行きたくなる。 焼肉、寿司、数々の惣菜。 矢も盾も堪らず、行く事にする。 勿論、独りで外食など出来る神経ではないので、 人を誘う事にする。 ありとあらゆる人脈を辿り、人を探す。 「ああ、もう飯食ったよ。」 「今、食いに来てる。」 「金ない。」 「今、学会」 ありとあらゆる断り方をされる極爆。 この時ほど、自分の友人の少なさを呪った時は無い。 しかし、挫けず、何とか友人確保。 仕事帰りの二人を札幌駅で捕獲、早速バイキングへ。 しかし、やはり土曜日、家族連れなどで混雑。 空席待ちのノートに名前を書いて、座して待つ。 書いたのは友人A。代表者の欄に「ジェンキンス」と書く。 なんて事をするんだ、という気持ちと、 どうなるんだ、という気持ちに包まれながら、待つ事15分。 「3名でお待ちのジェンキンス様」 やや引きつりながらも、しっかりと叫ぶ従業員。ビバ、プロ根性。 店員には可哀想な事をしたが、3人は満足であった。 メインの食事は、寿司を頼み過ぎた為、むしろ寿司屋の気分。 「もう向う一ヶ月は寿司を見たくない」と友人Bがぼやく程食べた。 デザートまではなんとか到達できたが、 気分としては敗北である。 3名の心に、しっかりと「復讐」の2文字を刻み、 楽しい予定だったバイキングは、幕を閉じたのである。
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