パンクと初乗りとスペアリブ

 仲間の自転車がパンクしたと連絡が入る
 京都回りをしている途中の出来事

 パンク修理キットの持ち合わせが無いと言うので
 久し振りに自転車に乗って現場へ向かう事にした

 何せ久し振りとは言うものの
 完成したこの自転車に乗るのはほぼ初めて
 不安が有りつつも乗ってみるとスムーズに走り出した

 さすがにプロの調整は完璧に仕上がっていて
 結構無茶に組まれている筈の自転車がしっくり来ている

 久し振りの上り坂はきつかったけれど
 700Cに変わったタイヤが下りを速くしている

 チューブの修理が終わった仲間の自転車と一緒に
 少しだけ、ほんの少しだけ走って別れていく

 手を上げて声を掛けるだけ
 『また新年会でも!』と走り去る

 そのまま自転車に乗って晩飯用のスペアリブを探すが
 何軒も肉屋やスーパーを回っても何処にも置いてない
 それどころか閉まっている店も多い
 街は未だ正月気分なのだろう

 代わりに鶏肉を買う

 夕方になって寒い空気が一層際立ってきた
 それも自転車を漕ぐ事で気持ち良い汗に代わる

 急いで帰って晩飯の用意
 スペアリブの代わりに鶏のコーラ煮が今日のメニューだ








   大魔王の館へ跳ぶ

2003年01月04日(土)

大魔王の脳溶け日記 / 大魔王

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