広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2004年10月25日(月)  
  彼が来て、そして帰る。 

最初、素直に笑えなかった。
久しぶりに逢えたのに、どこか不自然だったと思う。

逢えて嬉しい、それはもちろんなんだけど。

いろんな思いが私の中にあって、
それをどんなふうに、どう表してよいのかわからなくってね。

もう逢えないんじゃないか、とか考えたりもした。
逢わないほうがいいんじゃないか、とも考えたりした。

実際にはそんな事はなくてね、
次の逢瀬も決まっているから、その日を心待ちにする日々が続くんだけど。

何も心配する事はないのかな。
何も不安に感じる事はないのかな。

負の因子は私にあるわけだから、
そうならないようにするのは私次第、私自身。


いい女になろう。うん。

: 筆 : しおんとゆき  
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