広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2004年09月19日(日)  
  見せてもらおうか、 

道営所属の競走馬の能力とやらを!なんてさ。

道営所属馬・コスモバルク、
菊花賞トライアル・セントライト記念をレコード勝ち!

前走の北海優駿を見ると、
やっぱこの馬ダート苦手なんだろうなあと思わせる勝ち方で、
だから中央の芝のレースなら、もっと強い勝ちっぷりが見られるってもんだべ。

と、思ってたわけだ。

確かにレコードタイムを大幅に更新しての勝利だ、
強さをアピールしてくれたとも思う。
さあ、これで菊に向けてもう怖いもんナシだねっ!

とは、思えんのだ。

レコードタイムって言うけどさ、
1頭ぶっちぎりで勝ったわけじゃないもんね、
8着のポップロックまでがレコード更新だもんね。

実は差の無い競馬だったわけでさ。

かかってた、鞍上との折り合いに欠いてた前半の走り。
抑えるのかどうするのか、結果行かせて、クビ差で勝ったけど、
あの走りでは、3000Mなんてもたないのでは、と思ってしまう。

もっと、ちゃんと、折り合える乗り方があるんじゃないの?と思ってしまう。

私は基本的に乗り替わりって嫌なんだ。
デビュー戦から引退レースまで、
一人のジョッキーに乗っていて欲しいと思うんだ。

でも、拘った結果、その馬の能力を存分に引き出せないのであれば。

私は道産子。
道営所属馬が道営所属騎手を鞍上に、クラシックに出走する。
そしてもしかすると勝てるかもしれない、そんな位置にいる。
それは何よりも嬉しい事で、楽しみな事でもある。

でもね、でもさ。

今日のレースを見て、
『例えば鞍上がユタカなら、アンカツなら。』って思ってしまったんだよね。

『北海道ブランドも勝たなきゃイカンのだから、
 こだわる必要もないと思うのだが。せっかくのチャンスがもったいない。』

と彼からのメール。

そう思う。
そう思ってしまう『北海道ブランド』な私がなんかイヤだなあ。


白いヤツも操縦するのがセイラさんではダメなのよ。
その性能を120%引き出せるのはやっぱりアムロなわけでだな。

ってそういう事ではないのかい。

: 筆 : しおんとゆき  
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト