| 広島と札幌の歩き方。 | 戻 : 進 : 目次 : 手紙 |
| 2004年08月22日(日) |
| 嬉しい事、楽しい事、 |
| そして本当に残念で悲しい事が一度にやってきた、そんな日。 前々から楽しみにしていた札幌競馬、 今年初参戦のメインは『札幌記念』。 ファインモーションやローエングリン、 そして何よりも我が偏愛馬・ダービーレグノの走りを生で観られるのだ、 こんなに嬉しい事はないのだ。 ホントにいいお天気でねえ、まさに競馬日和っての? ゴール板前の芝生にシートを敷いて、ピクニック気分でレース観戦。 2Rに 『ゴールドガンダム』『エンジェルシード』『マヤノフリーダム』って、 そんな名前の馬が出走するもんだから、 『こりゃまさにガンダム馬券だね!』なんてね、思わず買っちゃったわよ。 ダメだったけどさ。 お昼のトークショーでシゲ(ガンヲタ)もゴールドガンダムを買ったって、 そんな話をしてたもんだから、彼が目の前を通った時思わず言ったわよ、 『私もゴールドガンダム買ってました』って。 『どうでしたか?』って聞かれたから、 『ダメでした』って答えたら、『ダメでしたかー』って苦笑されたわよ。 シゲ、ちょっと好印象。 競馬もイイけど甲子園も気になるのは道産子として当然で、 随時流れる速報と、時々スタンド奥で湧きあがる歓声やら悲鳴やらで、 一喜一憂しながらも、決まった時には何よりも大きな拍手が巻き起こってね、 競馬場内にいる人達みんなで喜び合えたのは本当に素敵な瞬間だったなあ、と。 嬉しい!おめでとう、駒大苫小牧! 札幌記念は、誰になんと言われようと本命はダービーレグノでね。 本場場に入場してきたファインモーションは本当に綺麗で、 馬体の張りや筋肉の動き、何もかもが美しくて。 勝つ馬って、こういう馬なんだろうなあと思ったんだ。 スタート直後は最後方も、気がつけばするすると上がってきて、 そして鮮やかに、力強く堂々と、ゴールを駆け抜けるその姿、 本当に美しく艶やかだったなあ。 ダービーレグノは道中前目で競馬しててね、 今回は先行策か、それはそれでいいかも、なんて観てた。 しかもけっこうイイ感じでね、これはひょっとして?!って思ったさ。 4角あたりから、手応えが怪しくなって、結局11頭中11着で入線。 なんだい、ビリってなんだよう、なにしてんだよーって、 私は散々文句をたれて、毒づいて。 でも次走は何だろうなあ、また次も買うんだって、 本場馬から消えていくレグノを観てた。 あの姿が最後になるなんて。 2001年シンザン記念の勝ち馬。 この年のダービー2着馬『ダンツフレーム』を、 私がつい『ダービーレグノ』と言い間違えたという、 実におまぬけな出来事をきっかけに、なんか知らんが気になって、 そのじれったいレースっぷりに魅了されちゃったんだよね。 出走するたびに馬券買ったよ、 単勝だったり馬連の軸だったり三連複の軸だったりね、 本当に応援してたんだ、大好きだったんだ。 もっとちゃんと観ておけばよかった。 本場馬のその姿を、走りぬける姿を、しっかりと観ておくんだったよ。 まさか予後不良になるとは、思ってもいなかったもんな。 駒大苫小牧優勝は嬉しい、札幌記念もいいレースだった。 だけど一日の最後にこんなに残念なニュースを耳にするなんて、 なんだろうね、やっぱ悲しいや。 |