広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2003年08月26日(火)  
  ジェネレーションギャップ? 

日本語で言うなら『世代の隔たり』ってヤツか?

ウチのバイトちゃん(牝)の妹が妊娠したってハナシをしていて。
まだ若いから、相手もフリーターだから、
正直産むのは反対なんですよ、と彼女。

『私も去年堕ろしてるんですけど』

・・・・!

私と彼女はプライベートで仲がいいとか、そういう付き合いではなくて、
あくまでも仕事上でのお付き合い、しかもこんなでも私は一応上司でだ。

職場でさらっと、こういう事って言える事なの?

『産みたかったんですけど、実際育てられる自信はなかったし。
 いろいろ悩んだんですけど、やっぱ無理だねって話になって。』

いろんな事情があるからさ、
どうしても産めない場合もあるからさ、
そこを咎めようとは思わないけどね、そういう権利も私には無いしね。
私が驚いたのは、それをいともあっさりと言っているその姿。

どんな事情であれ、
産めなかった事に対する罪悪感ってないのかな。
そういう心の痛みとか、ないのかな。

辛い事だと思うんだよね。
心の奥に秘めておきたい事じゃないの?と、思うんだよね。

違うのかな。そうじゃないのかな。

隣の売場の女の子、
最近見かけないなあと思ったら辞めていた。

そこのチーフに聞いたら
『堕胎3回目で身体壊したって、本人が。』

こういう事って、よくある事で、
だからあからさまにしてもおかしくもなんともない事なのかい?

気持ちは若い私だけれど、こんな事は理解したくないや。
こういう事が理解できないから、おばさんなんだって言うのなら、それで結構。

: 筆 : しおんとゆき  
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