広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2003年07月15日(火)  
  靴を履かないヒト。 

遅番出勤前に同僚とドライブ&ランチ。

札幌から小1時間、
ログハウス造りのお洒落気なレストランで、
日頃のウサを晴らしつつ、楽しいひとときを過ごす。

その頃しおんは久しぶりの休日を満喫。

疲労困憊の肉体を回復するべく、
ゆっくりとのんびりと過ごしていた様子。

『靴なんか履かないでずっと家で休養してね』と言う私を
しおんはからかっておちょくって喜んでいる。

『外に出て悪さするとでも思ってるん?』
電話の向こうでけたけた笑ってこずるい顔をしてるのが目に浮かぶ。

たまの休日、一人で出かけたって怒ったりしないのだ。

例えば街ですれ違った女のヒトがすんごいキレイでも、
『ゆきのほうがキレイだな』って思ってくれたらいいのだな。
『可愛いけどゆきほどじゃないな』って思ってくれたらいいのだもんな。

ええ、バカですとも。

浮気の定義ってのはそれぞれで、
そういう価値観にズレがあったりすると、
何かともめる要因にもなろうかと思うわけですが。

私は『一番』じゃないと嫌なのさ。
他の誰かに『浮ついた気持ち』なんて感じたら許さんのだ。

そんな私を知ってか知らずか(いや、誰よりも知っているんだけど)
家でゆっくりのんびりと、自分の時間を過ごしたしおん。

ゆったりとした時間の流れる休日を、
一緒に過ごせるようになるのはいつなんだろうねえと思いつつ、
束縛するのもいい加減にしたほうがいいよねえ、と
ほんの少しだけ反省したりもするのでありましたとさ。

: 筆 : しおんとゆき  
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