広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2003年04月13日(日)  
  春だねえ。 

桜の季節なんだよねえ。

桜花賞は『思うがままに!』の信念を貫いて玉砕。
いやあ、もっと楽に単騎逃げで行けると思ったんだけどなあ。
残念だったぜモンパルナス。

幸クン初G1制覇でおめでとうございましたの桜花賞でありました。

春といえば人事異動のシーズンなのか。
つかウチの場合は諸事情によりしょっちゅう異動があるんだけれど、
このたび店内異動の人事が発令されましてね。

私はさ、今の仕事がすごくすごく好きでさ。

販売計画とか自分で考えてさ、
数字とか予算とか構成比とか荒利とか、
そういうの考えて実行して、それが上手くいったりするとすごい嬉しくてさ。

そりゃあーでもないこーでもない愚痴ったりもするけどさ、
『長が馬鹿なんだよ!』とか怒ったり憤ったりもするけどさ、
でも今の仕事にやり甲斐を感じてて、すごくすごく頑張っててさ。

会社の体制が変わる事でほぼシャッフル状態の人事異動。
それでも私は今の売場のままで、より売上をとるべく頑張っていけるんだと、
直属の上司もそう言ってたし、私自身もそう思ってたし。

まったく経験の無い部署への異動がほぼ内定。
しかも主任扱いなんだそうだ。

『望まれていくんだから、貴女にとっては喜ばしい人事なんだよ。』と上司。

『ただ正直ウチから抜かれるのは本当に辛い。
 だから面談でごねてごねてごねまくって欲しいとも思ってる。
 でも貴女の今後を考えると、別の視点から会社を見る事が出来るのは、
 将来的に間違い無くプラスになるはずなんだよな。』

大袈裟な言い方をするならば、これはおそらく出世ってヤツなんだろう。
『大抜擢』だと、他部署の人にも言われたりしてね。

そんな自信ないです。

なんだか不安で不安でたまらなくってね。
そこまで見込まれるほどの実力も手腕も、私には無いよ。

しおんは言う。

『いろんな仕事を経験するのは良い事。
 見とる人は見とる言う事じゃね。』

もっと上へ行くための、異動。
これが今後に繋がるのなら、どこへいっても私は頑張るよ。

頑張るんだけど、今は先が見えないんだ。怖くて不安でね。

: 筆 : しおんとゆき  
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