広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2003年03月26日(水)  
  ザワザワする事はない? 

こともないんだけど、でも守られているんだっていう。

急に決まった仲良き人の異動に伴う緊急送別会。
ラスト勤務だった私は二次会からの出席だったんだけどね、
本当に出席したみんながみんな別れを惜しんでいてね。

お酒が入ってるせいもあって、
いつもよりも多少?涙もろくなっていたのは私も例外ではなくて。

笑いながら泣いてた。
みんなで抱き合って、ふざけながら笑いながら泣いた。

家に帰って思う。

あれだけの人達に別れを惜しんでもらえる彼女は
素晴らしい人生を歩んでいるよねって。

今までいろんな別れを見て、経験してきたけれど、
あそこまで惜しまれて新天地へ旅立つ人を見たのは初めてかもしれない。

自分はどうなん?と思う。

いろんな事があって、
辛いとかしんどいとか嫌だとか、
それなりに不平不満があったりして、
それでも私なりに頑張っている。つもり。

つもり、じゃダメなんだけど。

あんなふうに大勢の人に別れを惜しまれるほどの人望はなくて。
何故に『人望』にこだわっているかっていうと、
現状2番手の私に欠けているものはチーム内での信頼感だと言われたからで。
メンバーからの信頼度が低いから、だから所詮は2番手なんだと。

上司は私にたくさんの課題を出しては答えを求めてくる。
それは私を育てようとしてくれているんだってわかってる。
私自身もそれに応えたいと思うから、だから頑張る。

今すぐ1番手になろうとは思わない。
私にはまだまだ勉強すべき事がたくさんあるからね、
今の私はまだその器ではないんだって事、痛感してる。

いろんな部分で私はまだまだ未熟だ。
いい年かっくらって未熟もクソもないもんだと思うけどさ、
それでもやっぱり私は未熟者なんだよ。

胸の中が苦しくなったりザワザワしたり。
そういう要因は全て自分自身で作り上げてしまった事なんだけど、
結局そういう部分を取り払って守ってくれるのはしおんなんだよね。

私はいつまでこうやってしおんに甘え続けているんだろう。

: 筆 : しおんとゆき  
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