広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2002年12月18日(水)  
  定時で退勤。 

『欲しいもの』と言うよりも『したい事』か。

深夜1時をさす売場の時計を見て、
このまま投げ出して帰りたい衝動に本気で駆られた今日の私。

早番で出勤したらばもれなく残業が付いてきて、
かといって閉店まで勤務したらいいかってーと、
やっぱりそれでも残業が待っているんだなあ、これが。

いくら私が頑張ったって、どうやったって時間が足りない。
無責任さが引き起こすつまらないクレームの処理や、
中途半端な仕事の尻拭いに追われる日中じゃ、
『私の仕事』が終わらないのだ。

頼りない売場の長のフォローをしながら、
パートさん達の不満をたっぷり聞きながら、
マネージャーやバイヤーからの指示をこなしながら。

なんかねえ、都合よく使われている自分がおりますよ。

こうやって働く私は、いつか大輪の花を咲かせるのでしょうか。
花が咲き実がなって、努力が報われる時がくるのでしょうか。

まあ、なるようになるのかな。

あんま考え過ぎずに、笑っていよう。
そうやって過ごせば、きっといいことあるわよね。うん。

: 筆 : しおんとゆき  
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