広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2002年10月23日(水)  
  ダイヤモンドより硬いヒト。 

朝はしおんの笑い声で目が覚めた。

布団の中で『VOW』読んで笑ってるんだもん、
何してるんでしょ?と思いましたよ。

大きい人と小さい人は学校へ、
そのあとは私達の『大人の時間』。

深夜のモヤモヤをしっかりと晴らし、
安田大先生の人間ポンプを見たりして、
夕方はちょっとそこまでお買い物。

地下鉄一駅分を歩くのは、
二人でならばたいした距離ではないのだけれど、
これが一人なら、やっぱりしんどいだろうなあ。

早くスーパー開店を望むのだ。

晩御飯は回るお寿司。
この前の菊花賞、ワイドで買ってたなら回らないお寿司だったんだが。

でもすんげー美味かったので全然オッケー。
活ほっき好きの私は、これだけで5皿だもんね。

ゴロゴロとテレビ見たりしてるうちに、
気がつけばしおんはソファでおねんね。
こういう光景ももう慣れた私達。

『今後どうしたいのか』

それはもちろん一緒になりたいと思ってる。
一緒になれるとも思っているし、一緒になるんだと思ってる。
だけどそれはまだまだ何年も先の話。

この“何年も先”が、息子を持つ親としてきっと不安で心配なんだろう。

最愛の人の“大切な人”を、
安心させられるような、納得のいくような返事が出来ない今の私は、
すやすやと眠るしおんの横で、いろんな事を考えているよ。

ただ考えるだけで何の結論も出ないし、
どうする事もできないんだけど。

: 筆 : しおんとゆき  
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