私日記
DiaryINDEXpastwill


2004年05月07日(金)

どこかの少し年上のおねえさん
その妹が妊娠中に亡くなった。
確か事故だったと思う。
お腹にいた子はまだ3ー4ヵ月ながらも
無事にいきていた。小玉西瓜のような
お顔の可愛い女の子。ヒナと名付ける。
おねえさんの片手の手のひらにお尻をちょこんとのせて
それはそれは可愛くて。
愛おしかった。ギュっと。
うちのクマみたい。
その年上のおねえさんが引き取っていたのだが
亡くなった子の旦那というのが
石油やらで儲けた時期もあったらしいが
現在はプータロウらしい。
白いTシャツに黒ぶち眼鏡、髪は角刈りで
目の表情は完全にイっちゃっている。
おねえさんは彼に危機感を抱いて
あのホテルの一室に逃げ込んで来る。
隣にある子供託児室/兼孤児院のような施設に
ヒナをかくまってもらう。
そこにはCHIの娘もいてenクンとは私も顔見知り。
すぐそこにできた韓国ファーストフードのような店の味を
どうしても食べる前に確かめたくて
enクンに聞いてみたりした。
なんだか透明のカップに何かがぎっしりつまっていて
その上にちょっとからそうなディップみたいのが
のっかっている。そのぎっしりつまったというのが
何か気になるんだけど相当不味いとの噂だった。
そしたら今日判明。
ただの、キャベツの千切りだった。
不味いはずだ。お金だして
買わなくてヨカッタ。
あそこは間もなく潰れる模様だ。

ホテル内には前にもいったことのあるデパートがあった。
フロアは広く、でもあまり興味があるものは
売っていない。
いつも利用するエレベータに乗り込んで
7ー8階を利用していた。

そう、で、そこの施設にあずけた途端、
部屋に父親が鼻息荒く飛び込んできた。
とっさに、そして焦ってたわたしは
「タウンページをみたんですけど
 宮下の○○って施設にあずけましたよ」
とウソをつく。
「そこの電話番号を教えろ」
といわれたものの
「いえ、タウンページの前のほうの公共施設のページを
 みましたもので番号はかいてありませんのでわかりません。」
そんなわけないじゃん、タウンページは電話番号をのせる
ページなんだから。
しかし彼は「グッジョブ!」の合図をして
身をかがめて貨物列車のようなものに乗っていった。
彼がちょっとアホでよかった。
しかし普通の頭のいいひとならすぐに104で調べれば
そこにヒナがいないのがわかってしまうはず。
皆にその事情を説明すると
これからどうするか、という会議がはじまった。
でも私はいつ彼が戻って来るのか
と思うと恐くて恐くて
押し入れの布団の間に挟まって
物音がするたびにビクビクしていたのだった。


nari |MAIL

My追加