せきねしんいちの観劇&稽古日記
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今度の水曜日の富士見丘小学校の演劇授業用の台本を書く。 今度の授業は、「けんかの台本を書いて演じる」。 子どもたちに書いてもらった、けんかの台本を、篠原さんと二人で計6本選び、3本ずつ構成する。 それにしても、今年の六年生のセリフのうまさにはびっくりする。 例年、おもしろいなあと思うものが多いのだけれど、今年は、台本としてちゃんと書けてるものが多い。 演劇が彼らに根付いているということだろうか。 僕の担当は、朝から喧嘩をしている兄と妹、それにくわわる母親、社会科見学のしおりのホチキスの留め方で言い合いをする二人、母親の留守にケーキを食べて喧嘩をする兄弟の三本。 セリフ自体はほとんどいじることなく、演じやすいようト書きを入れたり、「ケーキ」の原作に登場していない母親を出したりといった作業。 わくわく楽しく構成する。 台本を書くのは、いつもつらく大変な思いをするものだけれど、年に一度のこの「けんかの台本」づくりは、たのしいなあと思いながらやらせてもらっている。 「劇読み」のやりとりを濃密に。 こちらもまたやりでのある仕事だ。
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