せきねしんいちの観劇&稽古日記
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猫がもらわれていった ここ数日、家の近くで子猫が泣いていた。 よれよれの黒い小さな猫。なんでうちに来るの?と思いながら、ほうってもおけないので、えさをやっていたら、どうやらうちの玄関先にいついてしまいそうに。それもしょうがないかと母親と話していた。 夜、帰ったら、その猫がいない。 昼間、近所の女の子が引き取っていったそうだ。 最近猫がなくなったというそのおうち、きっとかわいがられるだろう。 子猫がいた間、なんとなく落ち着きがなかったうちの猫も、顔つきがのんきになった。 網戸ごしに聞こえてきたもらわれていった子猫の鳴き声は、これまでのせっぱつまったものじゃなく、ただ甘える声になっていた。 寝ていたうちの猫がふと起きて、耳をすましている。僕も一緒に耳をすます。
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