せきねしんいちの観劇&稽古日記
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朝から、タカツで小道具の下見。小池さん、藤本さんと。 その後、食事をしながら打ち合わせ。 稽古場に一足先に移動して、誰もいない稽古場に一人でいる時間。 窓をあけて、外の風を部屋の中に入れる。 早めに来てくれた、いっこうさんとおしゃべり。 稽古は、昼間借りてきた小道具を使っての場面。 食事の場面。大勢でいっせいに動くというのを、何度もやってみてもらう。 何もすることが見つからず右往左往する今井さんがとってもチャーミングで、並んで見ていたにしやんとけらけら笑ってしまう。 帰り、今井さん、しいさんと話す。 ゲイを演じるって何だろう?ということをよく考える、今回の「サロン」だ。 僕は、基本的に「ゲイ」というもののステレオタイプを演じようとはしないでくださいと話す。 台詞でゲイかどうかは説明されているので、何かをつくろうとしなくてもだいじょうぶですよと。 役者さんたちが、ゲイのキャラクターを演じるにあたって、何かしなくちゃと思う気持ちはよくわかる。 どうすると「ゲイ」らしくなるかということを考えてくれるのだろうと思う。 僕は、「ゲイらしい」人物像というものを、演じてもらいたいとは思っていない。 いろんな男女がいるように、ゲイにだっていろんなキャラクターが存在する。 だから、僕が言うのは、もっと具体的なことだ。 他のどんなキャラクターを演じるときと同じに、ただ、その場にいてやりとりをしてくださいと。 すべての会話がオネエ言葉というゲイたちだってありだと思う。 ただ、僕はそういったものを描きたいとは思わない。 もっと普段なノリ、誰かにゲイだってことを説明するためにキャラクターを演じるようなものではなく、もちろん自意識はありえないほど過剰で、日常生活を過剰に演じてみせる一面もありながら、本当の本音の部分、なんでもない日常を生きていってほしいと思う。
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