せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2007年05月13日(日) |
「在り処」稽古 宇宙堂「川を渡る夏」 |
劇団劇作家の稽古初日。今日は相馬杜宇くん作の「在り処」。 三人のキャストと、劇団劇作家のスタッフの面々と時間いっぱいまで。 リーディングってなんだろう?ということをよく考える。 稽古して(台詞覚えて)演じるのが大変だから「とりあえず」読んでみようということじゃもったいないと思う。 リーディングだからこそできることを探す。 それでも、この作品については、かなり芝居を演じるスタイルに近くなっていきそう。 もともと決めていたプランを押し通すのではなく、俳優さんたちと一緒につくりあげている、そんな時間がうれしい。 密度の高い60分の三人芝居。 軽くアップをして、一度読み合わせ。その後、テキストについての確認、そして演出としての意見。この時間をていねいにとったのがよかったと思う。 だめ出しをしたあと、全体をもう一度通したことになる。 びっくりするくらい生き生きと芝居が立ち上がる。藤さん、板倉さん、唐沢さん、それぞれとっても魅力的だ。 稽古してみて初めてわかったあれこれを作者の相馬くんに伝えて、テキレジのお願いをする。 一回目の稽古でここまでこれたということにおどろく。もっともっとおもしろくなるということを確信する。
その後、宇宙堂の若手試演会「川を渡る夏」(作:渡辺えり子)を見に、荻窪のアールコリンへ。 初演は昭和61年、演劇集団円によるもの。 当時、僕は円の養成所にいて、この公演を研究生として見た。 今日の舞台を、僕はとてもなつかしく見た。そして、とても身近なものとして見た。 この芝居の中で描かれるせつなさが、20年前よりもしみてくる。 狭いアールコリンの舞台を縦横に使っての演出が迫力。そして、どこで着替えてるの?と心配になるくらいの転換も見事。 いいものを見せてもらったなあと感謝の気持ち。
帰りにタックスノットへ寄る。 今日は、タックスノット25周年パーティだったのだけれど、僕は稽古が入っていたので、伺えなかった。 なので、ご挨拶に、遅い時間に顔を出すことにした。 久しぶりのタックさんとおしゃべり。タックさんのおばさまは女優の大塚道子さん。今日のパーティにも見えていたそう。 来月の「非戦を選ぶ演劇人の会」のリーディングのことをふられる。大塚さんから聞いたとのこと。 チラシができたら持ってきますねと話す。 満員の店内でいろんな人と立ち話。 25周年ということもあり、世代の近い人たちと「トシ」の話で盛り上がる。 ばたばたと走って終電で帰ってくる。 盛りだくさんの日曜。今夜はきちんと電気を消して眠る。
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