せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2007年05月06日(日) |
新国立劇場研修生「三文オペラ」 |
ロジャー・リーズのワークショップで知り合った山本くんが出演する新国立劇場研修生の初の発表会「三文オペラ」を見に、新国立劇場へ。 「三文オペララ」という難しい戯曲に挑戦している、若い人たちの姿がすがすがしい。 小劇場のフロア全体を使った演出(宮田慶子)は、富士見丘小学校の発表会での体育館の使い方と全く同じで、妙に身近に感じられる。 日本で初めての国立劇場の演劇研修所。年齢制限がなかったら、ぜひ入りたかったと思う。若かったらなあと。でも、きっと選ばれることもないだろうなとの確信もあったりする。そんなこんなを考えてのとても複雑な思いで見てしまいそうだなあと思っていた。 でも、今日の舞台は素直に感動できるものになっていた。そう思えている、自分の今があってよかったなと思った。 出演の俳優さんたちは、強烈な個性を持って突出する人がいないものの、これはちょっとと思ってしまう人もいず、とても気持ちのいいカンパニーに育っていると思う。 アンサンブルというかチームワークがとても気持ちがいい。ただ、反面、一人で立つことについての覚悟はもっと必要かもしれない。突出することをためらわないでどんどん行ってもいいんだという覚悟のようなものも、見てみたいと思った。 終演後、一緒になった、篠原さん、劇団劇作家の福山さん(「親シラズ」の作者)、そして、「在り処」に出演の青年劇場の俳優、板倉さんと四人でお茶をしながら、今見た「三文オペラ」の話をあれこれ。見た後、話せる芝居はいい芝居だ。そのことを感じながら帰ってきた。 そして、劇団劇作家の打ち合わせをもりだくさん。
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