せきねしんいちの観劇&稽古日記
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松本紀保さん出演の「殺人者」@グローブ座を見に行く。 ジャニーズの三宅健主演。作・演出はシャンプーハットの赤堀雅秋さん。TVで「雨が来る」は見たのだけれど(「演技者。」)、舞台は初めて。 千葉の住宅街の二軒の家の玄関先(軒先?裏庭?)が舞台。せまい密集した街中の話が、広いグローブ座の客席に向かって演じられる。 大きな劇場用に声を張るんじゃなくて、この空間が信じられる声でやりとりするのは、とてもむずかしいんだなと思った。 お話は、謎がいっぱいで、解明することははじめからやめようと思っていたので、俳優さんたち一人一人の舞台でのいかたの違いが、僕には一番のみどころだった。 一つしか手を持ってない人、技術とかんじさせずにひきずりこんでしまう人、さまざまな場面で次々違った存在になっていく人。おもしろい。 松本さんと赤堀さんの息がとても似ているように思えた。自然に、この空間の広がり、もとい閉塞感までを、存在自体でかんじさせてくれる。 終演後、楽屋にうかがって、松本さんにごあいさつ。お疲れ様でした。 すれ違った三宅くんはほんとに華奢なからだつきで、舞台での大きさが嘘のよう。さすがだなあと思って帰ってくる。
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