せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2006年12月06日(水) 富士見丘小学校演劇授業

 完成した台本を使っての最初の練習。
 篠原さんと僕でつくりあげた台本は、とても長くて、「復活はナシね」を合言葉にどんどんカットしていった。なんとか1時間におさめたい。それが無理なら、1時間10分。今のまんまじゃ1時間20分はかかってしまいそう。
 仕事先の沖永良部島から篠原さんが昨日送ってくれた台本は、昨日の午前中に印刷されて、午後から子供たちが自分で帳合をとって製本していったそうだ。「こんなにせりふあるー」と言ったメインの役の子もいたそうだ。
 今日はその台本をつかっての練習。子供たちには、先生方を通じて、自分の役は誰にしゃべっているのかを考えながら読んできてくださいと宿題をだした。ただ読むだけじゃなくて、動いてもみるからねと。
 みんなどんななんだろうとわくわく授業に向かう。
 山本健翔さんに指導していただいての授業は、とにかくあたまから終わりまでを演じていってもらった。
 合間合間にコメントを入れながら、かかった時間は1時間15分ほど。よかった1時間という上演時間も不可能ではないかもしれない。
 オーディションをへて、決まった配役での練習は、それぞれの役にいっきに血が通いだしたようだ。なんだかとってもうれしくなる。
 僕はお休みの人の代役をあちこちで。犬のボスをあやつるため、ずっと持っていたら、とても手が疲れた。本役のキクチくんはだいじょぶだろうか。
 大切な思い出の場面の妹が生まれた日のシーンのお父さん役もやってみる。ああ、何の違和感もない。
 こどもたちはみんなとてもすばらしかった。とてもいい配役ができたんだなあと改めて思った。
 練習中もそうだけれど、終わってみんなが輪になって座っているとき、この子たち一人ひとりがみんな特別なんだと思えたら、とてもうれしくなった。その他大勢じゃなくて、一人ひとりの役を書いてよかったとほんとに思えた。
 駅までの道で篠原さんに電話で報告する。つい盛り上がって、いい授業だったよ!と熱く語ってしまい、電車を一本乗りそこなう。
 大急ぎでばたばたと乃木坂のスタジオへ。
 富士見丘小学校の一年目の記録DVDのナレーション録りだ。
 乃木坂の駅で、永井愛さん、横内謙介さんと待ち合わせ。
 録音のスタジオではいつもしゃべる方の立場なので、外で聞いているのはとても新鮮。
 お二人のトークは、とてもおもしろく、映像をまた違った角度で照らし出してくれている。
 感動する。
 また篠原さんに電話。報告ばっかり。
 電話しながら、二人で涙ぐんでいる。
 篠原さんは、3年間の富士見丘小学校の演劇授業で、今日が初めてのお休みだ。
 もりだくさんだった一日を、がしがし伝える。


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