せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2006年11月26日(日) 「シェイクスピアの女たち」稽古3日目

 今日もいろいろおしゃべりしてから読み合わせ。
 昨日、存分に動いたので、今日は、たとえばラジオドラマのように、声だけで組み立てることを心がける。
 昨日、松本さんと手をにぎったり、立ち上がったり、ひざまづいたりしたときの気持ちの変化があるので、流れは追っていけるのだけれど、昨日よりは、やりとりがやや希薄な、どう読むかがメインになった芝居になってしまったかもしれない。ちょっと反省。かねあいをさぐっていこうと思う。
 僕は、一昨日からの稽古で、普段は使っていない声を出すようになったせいか、一昨日には出てこなかった響きが声についてきている。最後のオーベロンが少しやりやすくなった。
 生まれて初めて恋に落ちる王子ファーディナンド、言葉巧みに女心をつかむグロスター、本人とは気づかないまま男装した恋の相手に恋の指南を受けるオーランドー、つれない恋人に夢中な羊飼いの青年シルヴィアス、慇懃無礼な執事マルヴォーリオ。第一部で僕がたどっていく人物は、こんなに振り幅がある。その振り幅を今日も楽しんで演じさせてもらう。
 合間には、昨日以上に芝居の話をみんなでおしゃべり。芝居の現場はほんとに不思議だ。テキストがみんなが知っているシェイクスピアということもあるかもしれないが、会ってまだ間もない人たちと古い友人と話しているように思ったことを言い合っている。シェイクスピアのセリフが、芝居というものが、共通の言語のようになっているのかもしれない。
 帰り、古川さんにみんなで軽く飲みましょうと言っていただいたのを、お先に失礼する。明日の夜は、篠原さんと台本の打ち合わせ。僕の担当部分を今夜中に仕上げないといけない。もっともっとおしゃべりしたい気分を後に残して、一人帰ってくる(あ、これってシェイクスピアっぽい言い回しかも・・)。

 初日まであとわずかですが、とてもおもしろいリーディングになっていると思います。
 上演時間は、約1時間30分です(今のところ)。
 とても魅力的な二人の女優さんの演技と、めったにごらんいただけない、僕の古典へのアプローチ、そして、やっぱりとんでもなくおもしろいシェイクスピアの劇世界をお楽しみいただけたらと思います。
 どうぞみなさんのご来場をお待ちしています。
 チケットのご予約は、関根までメールをください。
 よろしくお願いいたします!!

 せきねしんいち


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