せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2006年10月16日(月) |
富士見丘小学校打ち合わせ 「許しつづける女たち」稽古 |
仕事に出かけたあと、富士見丘小学校で打ち合わせ。田中先生、阿部先生、長崎先生、畑先生、前田先生、平田さんと、篠原さんと僕。 先生方ともろもろの確認。マリオネットの犬をどうするか、何頭出すか、全体のお話はどうするかなどなど。 篠原さんが書いてきてくれたレジュメをもとに、これからの授業についての打ち合わせ。 下級生へのメッセージということではなく、おもしろい感動的な舞台をつくればいいということを確認する。今回は送る会ではなく、1月なので、このあたりをどうしようかというのが、なかなか難しいところだった。 それと、全員が出演するかという問題も。 犬をつくる時間があるかという問題は、11月の学習発表会の準備と同時進行するということで解決した。よかった。これで、犬を登場させることができる。 初めの企画では思いも寄らなかったマリオネットの犬の登場。今年もまた、びっくりするような思いつきの連鎖で、当たり前のようにすごいことをやろうとしている。 明後日の授業は、台本に子供達のことばが活かせるよう、即興をやってもらうことにした。 去年もそうやって、子供たちから出た言葉を採録して、台本に反映させていったんだなと思い出す。たった一年前のことなのに、もうあやふやな記憶しかないのが情けない。一生懸命やっていたのは間違いないけど、作り方の記憶はもっと落とし込んで置かなければと反省。 子供たちに最後の宿題をお願いする。未来から現代にもどってくるために、ひきかえに差し出す「大切な思い出」を書いてきて欲しい。どんな思い出か、具体的に。そして、なぜ大切なのかも。同時に、犬との思い出も。犬が出てくる芝居なので、そのあたりも、僕らが考えたものじゃなくて、子供たちから言葉をもらいたい。具体的に。もちろんフィクションでいい。 という話をしたところ、平田さんが、「大型犬じゃなくって、ちゃんと言わないと」とチェックが入る。今回作る犬の人形は、大きさで言えば、小型犬サイズ。そうじゃないと作るのもの大変だし、あやつれない。「雪山で遭難したのをたすけられたっていうのだと成り立たないから」と。たしかにそうだ。さすが、平田さん、子供達全員分の作文をワープロ打ちしてくれただけのことはある。というか、そのつっこみが、妙におかしくて、やや固いムードの打ち合わせが、一気に和やかなものになった。 結末をどうするかという点について長崎先生から提案が。そのアイデアは、僕らが実は・・・という落としどころとして想定していたもので、その前に、子供達から「大切な思い出」を募りたいと思っていたのだけれど、すっきりわかりやすい、その結末(しかも感動的!)が見えたせいで、芝居全体がいっきに具体的になった。 打ちあわせに伺う前は、どうなるんだろうとやや考えてこんでしまっていたのだけれど、帰り道はとても明るい気持ちに。篠原さんと電車の中で、フィードバック。とても前向きに。 夜は稽古。打ち合わせが五時過ぎまでかかってしまったので、遅刻して稽古場入り。 4場、5場を小返し。いいかんじにやりとりが成立している。 こうしたらもっと面白くなるというところをチェックしながら、やや観客の視点で楽しむ。 初日間近の緊張がいいかんじに作用しているのかもしれない。 ぐーんとノリがよくなった印象。明日は稽古場最後。
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