せきねしんいちの観劇&稽古日記
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富士見丘小学校の台本の僕の担当パートを今日中に仕上げないといけない。18日はオーディション。明日、印刷してもらって、子ども達に配ることを考えると、締切はどう考えても「今日中」だ。 15分という枠のなかでもがく。長いものはいくらでも書けてしまうのだが、短いシンプルなやりとりの中で、お話を進めるのが僕は苦手だ。 カットしようとした前半のくだりが、かえって長くなってしまい、直した部分を全部捨てる。 気持ちを説明することは極力やめて、セリフのうしろで気持ちが動いているように心がける。 劇中の歌の歌詞が実行委員から新しく来た。それまであった詞とのおりあいをどうつけようか悩む。いっそ、テイストを活かして、全部書き直そうか、どうしようか、考える。 夜、いっぱいになり、外に出る。散歩しながら、ぶつぶつしゃべる。 篠原さんから電話をもらい、進捗を話して、少しラクになる。すぐに書き上がりそうな気がして、明るく話をしたのだけれど、その後、また考え込んでしまい、朝までああでもないと考えつづける。
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