せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2005年11月02日(水) 病院と授業

 朝、病院に寄って、診察してもらう。微熱が出て、また喉が腫れてきたような気がするので、いちおうということで検査してもらう。
 結果は、ダイジョブですよとのこと。このあいだみたいにひどくなったらまたいらっしゃいと言われる。
 待合室が老人のたまりばになっているという話をよく聞く。たいした病気でもないのに来てしまうからと。
 今日、やっぱり心配で来てしまった僕も、老人たちと同じような心細さを抱えていた。他人事とは思えない。
 待合室にいると、病院というもののもつ、しっかりしたシステムに守られているような気がする。
 お年寄りは、この守られているというかんじを頼ってくるんだろうなと思ったりした。

 午後から、谷岡健彦さんに招かれて、共立女子大の英米文学の特講にうかがう。
 イギリス演劇における「ゲイ」の作品に関連して、日本のゲイ演劇、というか、フライングステージの芝居について話をさせてもらう。
 大学の授業は初めてではないけれど、女子ばっかりというのは初めて。
 「Four Seasons 四季」の映像を見てもらい、作品の解説。そして、僕と演劇の出会いなどを話し、土田英生の「初恋」、そして「メゾン・ド・ヒミコ」の感想など。
 フライングステージを見てくれている学生さんもいて、ずいぶん楽に話ができたと思う。
 帰りに、谷岡さん、駅で待ち合わせをしてくれた溝口彰子さん、それに授業をきいてくれた学生さん、フライングステージを見てくれていた先生と、一緒に軽く打ち上げ。
 芝居の話で、楽しい時間を過ごす。
 大学の授業でいつも思うのは、その時々の自分がかつてにくらべてどうなっているのか振り返る、いい機会を与えてもらったということだ。
 今回は、溝口さんと久しぶりに話せたこともうれしかった。
 そうそう、学生さんたちは、サイトで、僕の台本を予習してくれていて、とても話がしやすかった。この日記も読んでくれているようで、「それ、日記のコートですね」と言われたりもした。ちゃんと話ができなかったけれど、僕はみなさんにとても感謝しています。どうもありがとうございました!


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