せきねしんいちの観劇&稽古日記
Diary INDEX|past|will
| 2005年05月06日(金) |
「タイガー&ドラゴン」 |
雨模様の天気がうっとおしい。 帰りに北千住でパンを買って帰ろうと思い、途中下車。そんなに買い物したわけでもないのに、大荷物になってしまう。しかも重たい。パンなのに。 家に着いたら、大雨になる。夕飯の支度をどうしようかという母親に、ケータリングで何か頼もうと提案。相談の結果。最近出来た天丼の店にする。30分後、若いバイトの男子が持ってきた海鮮天丼は、それなりにおいしかったけれど、これだったら、いつものところでもよかったねえと母親がいう。うん、たしかに。それでも、母親と二人で店屋物を食べるというのはひさしぶり。ちょっとイベントっぽくてよかった。 夜「タイガー・アンド・ドラゴン」を見る。今日は「権介提灯」。毎回、落語の外題をタイトルにうまく、劇中に折り込んでいる設定が見事だ。 長瀬智也の高座での話しぶりはかなり微妙なのだけれども、設定がそこまでふまえてアリにしているのがおもしろい。 きちんとしんみりさせる部分は落語の世話の成分にまかせて、あとは今いちばん旬な会話がぽんぽんはずんでいる。 大人と子供の世代が一緒に描かれるとき、どちらから見たものという視点が感じられることが多いのだけれど、このドラマは、大人も子供も、世代を越えて、みんな一緒になって、わたわたしている。その「公平」な視点が新鮮だ。この視点が宮藤宮九郎ならではだなあと思う。
|