せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2005年01月30日(日) 悲しみと痛み

 一日家にいる日。パソコンに向かい、資料を読み、一歩も外に出ない。
 夜、近くで火事があった。アパートの一室が全焼して、留守番をしていた二人の子どもが亡くなった。買い物帰りの母親が取材に来ていた記者にインタビューされ、母親の職場の同僚の方の家だとわかったという。取材には応えられず、自転車で大急ぎで逃げてきたと母は言っていた。
 一度に二人の子どもを亡くす悲しみはいかばかりだろうと思う。
 十数年前、二人暮らしをしていた僕のところから友人にもらわれていった猫が亡くなったという話を、彼女のホームページで知った。家族同様に長く共に暮らした彼を失った悲しみの大きさに、僕はまだ連絡もとれずにいる。
 このところ続く戦争や災害の被害者の痛みを想像していたはずなのに、今日ひさしぶりに悲しみは痛いのだということに気がついたような気がする。
 アムネスティの台本を構成しながら、もう一度自分に言い聞かせることがたくさん。


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