今月の句会の兼題が逃水で、先月からずっと苦戦してた。逃水というのは春の季語。蜃気楼のようなもので、よく晴れた日の道路に水があるように見えること。近づくと遠ざかるので逃げ水と言われるらしい。プールで泳いでる時も運転してる時も頭の中に常に逃げるという文字がぐるぐるまわってた。言葉を集めて10句くらいできて、その半分の五句くらいを何度も推敲して、先程やっと出来上がる。兼題は、毎月 苦労する。出来上がった句に兼題とは違う季語を持ってくるとぴったりきたりする。