Liverpool NewsでKazさんのインコが行方不明になってることを知った。 あたしが子どもの頃 文鳥とセキセインコを飼ってた。 一番長くいたセキセインコの名前が『クッキー』だった。 子どもの頃転勤が多かったのだけど『クッキー』も3回引越しを経験してる。 家が変わると慣れるまでよく壁とかドアにぶつかってたっけ。 外にカゴのまま出しておくとよくどこかで飼われててカゴからでてしまったインコがよってきてた。 インコはせんたくばさみで入り口を止めておかないと 自分でカゴの戸をあけて外にでてしまう。 勝手にカゴにはいって また勝手にカゴからでていったインコもいたなぁ。
クッキーはよくおしゃべりしてた。 父の茶色のガウンがお気に入りで よく肩にとまって 父が水割りを混ぜる音を真似してた。 トイレの水が出るところもお気に入りで 上の細い管から流れる水でよく水浴びをしてた。 ある時 びしょ濡れになってる『クッキー』のほほあたりに黒いまぁるい穴があいてるのを発見! 大騒ぎしたけど それはセキセインコの耳だった。 ご飯粒が大好きで 一度食べ過ぎて夜に吐いたことがあり それからは数を決めてあげるようにしたっけ。 クッキーはいつも窓わくにとまって外をみてた。 きっと家の中だけでなく外を思いっきり飛びたいと思ってたのかな。 ある日 母の友達がきてて玄関のドアを開けた瞬間に外に飛び出していった。 ぁああああと思った時は外をびゅんびゅん飛んでて 飼い主のあたしたちの声なんて聞こえてなかっただろうな。 とても嬉しそうだった。 鮮やかな黄緑色のクッキーは日本の自然の中にはない色でとても目立っていた。 その後 カラスかひよどりか大きな鳥に追っかけられて それまで戻っておいで〜って呼んでたけど 逃げて〜って必死で叫んだ。 姿が見えなくなってしばらくして大きな鳥が足に何かをつかんで飛んでいくのを見た。 『クッキー』 はその時に死んでしまった。と思って 自分の不注意で逃がしてしまったことをすごく後悔した。 母が「飛びたかった外を飛ぶことができてクッキーもきっと幸せだったね。」と 言った言葉は今でも覚えてる。 悲しかったけどお墓だけ作って大好きなご飯粒をお供えしたの覚えてる。 次の日は日曜日で朝 寝てたら 母が「みんな起きて クッキーが帰ってきたわよ。」って 母が寝てると クッキーがおしゃべりしてた声が聞こえたような気がしたので まさかと思って窓をあけるとクッキーがいた。 いそいで部屋の雨戸をあけると屋根にクッキーが止まってた。 「おいでっ!」と呼ぶとすぐに家の中にはいってきた。 お腹がすいてたのだろう。すごい勢いでえさを食べた。 大好きなご飯粒もいつもより多めにあげた。 その日にふんの色はいつもと違ってて きっと外でなにか変ったものを食べてすごしたのだろう。 真っ暗な夜を独りでどうやって過ごしたのかなぁ。 それ以来 『クッキー』は窓枠にとまって外を見なくなった。
Kazさんのインコも見つかりますように・・・
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