今迄。そしてこれから。



 Dariln'

苦しいことは、わかっている。

「息苦しい」という感情と
「清清しい」という感情。

普段、私は驚くほど前向きなので、「清清しい」
と感じることは多い。
それはふと一人夜道を歩いていて
「ああ、月が美しい」
と一人ごちた瞬間から、もう明日は明るい気がする。

もしくは、書店で出会った雑誌に影響されて
海を隔てた陸に思いをはせてみる瞬間だったり、
帰路に流れる、夕暮れ時の煮物のにおいだったりする。


私は何でもやれる。

そう思っている、そう思っていた10代。
きっとなんでもできる。
でも、その「なんでも」がなんなのかわからない20代。

ココは、刺激的といえば刺激的なのかもしれないけれど、
情報が多すぎる。
現状を結果と受け取る場合に、結果の原因を環境に求めることほど
さびしいことはない。
だから、それはすべて私の選択なのだと思い出す。
「私の選択」をするには「私の考え」が必要だと、私は思っている。
考えることを放棄した瞬間に、なだれのように舞い込む情報。

それがこわい。


その日によって未来への希望が変わる自分。
結局は、自分に投資したがりの女の子。

*


海外に留学して、勉強して、海で泳いで、笑って、
勉強して、仕事して、恋して、人の役に立って、
恩返しして、母と買い物して、妹と遊んで、
父とお酒を飲んで、姉と旅行に行って、祖母と昔話をする。


なにが悪いのさ。

普遍的な価値を守る職業につけば、普遍的な価値を自分が享受する可能性は低い、と私は思う。
それだけの、厳しい現実。

結局選択は自分にゆだねられるもの。
実存主義をとるならば、人間の形成は「自己」が積み上げていくもの。
だから、人は自由。
自由が故の苦しさをともない、生きていくんだ。

*




2009年02月09日(月)
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