今迄。そしてこれから。

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■ 有難う



今の私がここにいることに対して、
何も不満はないんだろうけれど。
これまで関わってきた人たちをふと思い出してみると
おったまげなほどの人たちに自分が支えられていたことに気づいた。

なんて間抜けな人間なんだろう。
自分で歩けるって勘違いしたのはきっとはるか昔
自分の家の住所が分かるくらいになったときからずっとだ。

なんにもできない人間。

携帯に登録してあるアドレス帳の人たちの数倍は、
きっと私を助けてくれた。
そりゃぁ無意識だったかもしれないけれど。
名も知らないヘルパーに、私はなんども手をとってもらってたんだ。
土に汚れた膝を拭いてもらって
傷口に薬を塗ってもらってた。

そうじゃなゃ、今ごろ私の足は傷口が化膿して
じわりじわりと腐食されていって切断されてるに違いない。

それでもきっと気づかず匍匐前進してるんだろうけれど。

私の涙でつづった首飾りを、つけてくれている人がいる。
冷えた肩を包んでくれていた、大きな手も今はまた誰かの
肩を抱いている。
自惚れにふやけていた私を御天等の下にひっぱりだした腕も。
やさしいよって言ってくれた目も。

どれだけの数のありがとうを言えばすむのかなんて、
きっと愚問なんだろう。



みんなの笑ったときの白い歯が、いつだって私には眩しいんだ。



2005年04月02日(土)
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