*** Diary ***




 >> FINAL PHASE 「最後の力」

2005年10月02日(日) << 
終わりました。1年が。やっとと言うか、とうとうと言うか。今は、久しぶりに切なさが、駆け巡っています。
いろいろ言われていたし、私も結構愚痴っていたけれど、こうして終わってしまうと淋しいものです。切ないものです。
とりあえず、最終回を。一度しか見ていないので、結構いい加減ですが・・・思いつくまま。


全体は・・・まぁ、いいや。触れません。私的には別にどうでもいいし・・・


・ 正直、レイが撃つとは思ってませんでした。てっきり撃つのはタリアさんだと思っていたので。いや、レイが撃つかもね、とは考えたことはあるのですが、私の中で撃つのはタリアさんに落ち着いていたせいで、あれぇ?ってな感じで、キラと同じくびっくり!瞳孔は開きませんが。
・ シンは一体何だったんでしょうね?はっきり言って存在に意味がないなぁ・・・なんか全部レイに持っていかれてしまった感じが。キラとギルが対峙する場面、本当ならそこにシンがいるべきなのに、どこぞでルナといちゃついているし。レイが先に打破されてシンがメサイアに行く方が、シンが主人公っぽく見えると思うのですが・・・本当、ラスト3話、シンは全てレイに持っていかれたように見えます。本当の敵は、どうやらかなり近くにいたらしい。何だかなぁ・・・あ、精神崩壊しなかったなぁ・・・
・ ステラもやっぱり出て来た。でも、言ってることわけわからん。何だ?未来があるっていいたいのか?何なんだ?如何したいんだ?シン、お前はあれでわかったんか?わからんのは私だけか?
・ シンルナ、微妙だよ、本当に。シンはステラを、ルナはアスランを思い出しておいて、ふたりで抱き合って泣いている。傷を舐めあっているようで、どうも素直にいいCPとは思えない。でも、ルナが生きていてよかった。
・ アスランも意外に見せ場があまりないことにビックリ。尺が足りないからなのでしょう、レクイエムの破壊シーンがえらく陳腐だったのは。本当なら、もっと盛り上がると言うか、アスランとかをかっこよく描けるはずなのに、あんなあっさりと。アスランも、殆んどキラに奪われたと言うか、キラ>アスランなんですねぇ、と思ってみたり。違うのか?しかし、アスランから馬鹿野郎というセリフは、あんま聞きたくないな、てか似合わない。
・ 復活のエンデュミオンの鷹、復活した意味は何処にある。生きてた意味は何なんだ?乳と虎で仲良くやっとけばよかったものを。
・ここまでクルーゼを引張るのか!さすがにそれは驚いた。てか、1年引張りすぎ。この期に及んでクルーゼの顔が見られるとは。すこーし、しつこい、かもよ。


思いついたのはこれぐらいかな?他にあったかもですが、アウトオブ眼中。私の瞳の中にはレイだけよ〜、ってくらい、レイしか見ていなかったような気がします。えへっ。
そう言えば、オーブの姫は、ひと言もしゃべってねーな。ラクスがいるから喋れないよね。ラスト、まったく置いてけぼり。シンといい勝負か?ラクスもそれ程目立ってない。OP前だけか。さり気に種割れしてるラクスが怖い。
種割れで思ったけれど、種割れ中のキラとほぼ互角に戦うレイ。ラウにしてもそうだけど、どういう遺伝子なんだ、アルの遺伝子は。これで種割れできたら、キラ以上のパイロットになれたかも・・・無理か。そうなればその上をキラはいくから。無敵だねぇ。




レイ好きの視点から見ると、あの最後はいいかなぁっと。
レイに対しては沢山フィルターがかかっているせいで、彼をいい方に評価してしまうのですが。
やっぱりレイはいいですね。生きていることの大切さを、一番知っていると感じました。人をバッサバッサ殺しておいて、何言ってんだって感じでしょうけれど。ステラのときも今回のキラのときも。生きられる命は奪えない。レイはある意味、純粋なのではないかな。
タリアさんも、なんだか素敵だなぁっと。母親としてではなく、女として幕を閉じた彼女を、少し複雑な思いで見たのですが、でもギルとタリアの間に少しだけ流れたあの穏やかな空気は、とても切ないですね。ミネルバに乗っているときは、終始、軍事であった彼女が、最後の最後に女性の優しさを見せてくれました。運命で一番素敵な女性ですね。
最後、レイの「お母さん」にはウルウルきてしまいました。この言葉に込められるレイの思いを色々考えると、胸が痛くて痛くてなりません。小さな子どものようなその呟きが、切なくて。母親を知らないレイは、最後に母親のような愛情、安らぎを得られたのだと思います。タリアの母性が、レイを解放してくれたのでしょう。
レイ好き以外の人が、冷静にこの最後を見ると「何だよ!この終わりはよ!!」と思われるかもしれませんが、レイ中心の私から見ると、涙の最後です。正直、ちょっとはレイが生き延びるエンディングを期待していただけに、悲しいものではありましたけど、レイがレイとして幕を下ろせたのなら、よかったのかもしれません。
キラやラクス以上に、レイは平和を望んでいたのではないでしょうか、生きることの大切さを知っていたのではないでしょうか。何ていっていると、レイのことよく言い過ぎですか?でも、私の中のレイは、純粋で優しくて、誰より未来を思っている、そう言う子なのです。レイは、種の世界の中で、一番、平和な未来を望んでいるのではないでしょうか。
「君の姿は僕に似ている」の歌詞。「どうしても楽じゃない道を選んでる」「こんな風にしか生きれない」この部分が、今日のEDに流れました。なんだか、ギルとレイとタリア、3人のようで、これでまた少しウルウルしてしまいました。ギルもレイもタリアも、他にも生き方があったはずなのに、見なかったこと、なかったことにして、楽に生きられたはずなのに、この道を選んでこの最後を選んだ。でも、この幕は彼らにはハッピーエンドで下りたのかも知れなせん。キラやラクスたちにも当て嵌まる歌詞でしょうが、今日ばかりはギルとレイとタリアのものです。




結局、最後の最後まで、シンは主人公らしく扱ってもらえなかったようですね。私も、レイばかり目がいってしまって、シンを置いてけぼりにしてしまっていますし。
いやぁ、シン、ごめんね。でも、頑張ったんだよね、この1年間。主人公になろうと頑張ったんだよね。うん、わかってる、わかってるよ。あんまり目立たなくても、エンドロール名前が3番目にされても、運命はの主人公は、シン、君だよ!たぶん・・・
て、言うか、正直、レイの名前の位置が微妙だよね。ルナの後、ムウの前って。シンの後でもいいぐらいだと思った。へたすると、シンの前でもいいくらい。もしくは、最後のギルやタリアあたりでも可。てか、当初、レイがこれほど出張るはずではなかったのかも。あり得るなぁ。




種運命が終わってしまった今、私はどうすればいいのでしょうかね。レイが死んでしまったら、私はどうしたらいいのでしょう。もしかすると、高耶のとき以上かもしれない。それほど、私はレイにはまっていたのですねぇ。今更ながら驚いています。


うん、レイが好きです。大好きです。とてもいい子に出会えたと思います。
あぁ、声が関さんでよかった。多少、ええ〜と思うこともありましたが「お母さん」できたので、もう、OKです!全てOK!アカデミー時の声が高めで可愛かったのでOKです。


レイ好きです。
関さん好きです。
池田さんも小山さんも、好きです。
えぇ、監督も見どころで、クライマックスの池田さんと小山さんと関さんの演技が聞きどころと仰っていたし。
素敵ですよ。いえ、監督じゃなくて、ギルレイタリア及び池田さん小山さん関さんが。









スプリンターSにデュランダル登場。
サイレントウィットネス圧勝で、残念ながら2着。
テレビを見ながら、ついついデュランダルを応援してしまいました。おもわず「議長!頑張れ!」と言いそうになってました。いやー、いい名前ですね。因みに騎手は、池添謙一騎手。最初と最後だけ見ると、池田秀一氏と似てるじゃない。おぉ、要らんところで、また感動!!
頑張れ!デュランダル!









何か、何度か見てみると、全体的には薄いかなぁっと思ってみたり。
最後に詰め込みすぎて、見せ場があり過ぎて消化し切れていないような気がしました。せめて、前の回からシンレイvsキラアスに突入した方がよかったのではないかなぁっと。したら、もっとクライマックス突き詰めれたのではないかなぁっと。
やっぱり「ミーア」半分でよかったような気がしますね。てか、総集編が多すぎだ。


アスランが久しぶりにまともな事言ったような気がしました。アスランはいつも言葉が足りなさ過ぎたような気がします。特に、ミネルバにいたときは。
シンは結局、自分自身では成長できなかったみたい。アスランに言われなきゃ、気がつけないって言うのがヘタレっぽいよ。てか、ルナはそれ程過去に捕らわれていないだろう。メイリンのことは最近のことだし。でも、過去に捕らわれなさ過ぎる人もいるよね。ある程度は過去に捕らわれた方がいいと思うのだけれど。いいことも悪いことも。それが人だと思うのだけれど。まぁ、いいや、どうでも。
そう言えば、ルナの「よくもメイリンをー!」の意味は、「よくも妹を、電波に染めてくれたなぁ!!」って意味だったのかなぁ。「メイリンを巻き込んだな」とか「メイリンを埒ってくれたな」とか、そう言う意味には聞こえないよね・・・


レイがギルを撃ったのは、何でかなぁ・・・色々考えたけど、撃つという行動になったわけがわからない。キラの言葉でギルを撃てるほど、レイとギルの関係は浅いものではないだろうに。
何でキラはギルを撃たなければならなかったのかなぁ。キラの話から、ギルはいてはいけない、に繋がらないのは私だけですか?なんか、言っていることにあんまり意味がないように聞こえたのは、私が阿呆だからなんでしょうかね?キラに覚悟があって、だから何なんだよ。人が皆覚悟を持たなきゃ意味ないような気がする。てか、キラとラクスで何でもできる、って感じですね。神か?(でも、レイは天使だ。私の中ではね)
うーん、この場面は私は嫌いではないけど、見れば見るほど薄くなっていく・・・もっと身のある問答をして欲しかった。メンデル系の話とかして欲しかったな。結局、あやふやですよね、メンデル。今度こそ、何か得るものがあると思っていたのに、メンデルは相変わらず闇の中。ステラたち強化人間についても、結構あやふやだし。そこにメンデルかプラントが絡んでいるのでは、と期待したのはいつの日か・・・どっかで言っていたか?記憶にないだけか?レイがどこぞの施設でおかしくなった訳も、いまいちわかんないし。ギルとラウが話している場所が何処で、何をしているところかもわからんし・・・結局、そうなのか、スルーなのか。本編以外で補えってか?マジですか?


ギルレイタリアのメロドラに、慣れてきてしまった。
「お母さん」その言葉をいろいろ考えてしまいます。案外、ギルとタリアが付き合っていたときに、レイはタリアをお母さんと呼んでいたりして〜とか考えたりして。あの写真からみて、タリアの子どもは大きくて7、8歳くらいかなぁっと。で、逆算していったら、付き合っていた頃のレイは10歳前後かなぁっと。だったら、タリアをお母さんって呼んでもいいかなぁ、なんてね。母親がわりをタリアがしていたとか。まぁ、かなりの妄想です。
何でかなぁ。何よりこの「お母さん」が心から離れません。ぼーっとしていると「お母さん」と言う言葉が頭の中に浮かんできます。重症だな、私。昼間にあった十津川さんで、離れて暮らしていた母と子が抱き合う場面で、子どもが「おかーさーん。おかーさーん」って言いながら走って来て抱きついたのを見たときに、「あぁ、レイにはこうやって受け止めてくれる、お母さんがいないんだよなぁ・・・」と思うと、密かに涙ぐんでしまいました。いや、本当に私、いっちゃってますよ。
タリアがレイを受け止めてくれて、よかった。


結構、落ち込んでいます。
終わってしまったからか、レイの最期を見てしまったからか。
このままではいかん!と、他のビデオを見たりパズルをしたりして、レイのことを考えないようにしていたんですが、それらが途切れたときに、ふっとレイのことを考えたりしてしまって。思ったよりもレイにはまっていたことを改めて知りましたね。ダメだなぁ・・・
風呂に入りながら、あの後のシンやキラのことを勝手に妄想して、また泣いてしまいました。レイをいい方へいい方へ解釈しての妄想なので、お涙頂戴的ではあるのですが、それを考えて自分で泣いてしまうと言う・・・馬鹿以外何者でもないですが、でも、泣いちゃうんですよ。いろいろ考えると。シンの中にレイはちゃんと残るかなぁ、とか、ルナはどう受け止めるかなぁ、とか、アスランはどうだろう、とか。あぁ、どうしてこんなにはまっちゃったんだろう・・・
スーツCDが今、エンドレスです。シンとレイとルナのアカデミーの話、すっごく好きです。これのずっと先に、この終わりがあるんだと思うと、シンとルナにはレイを忘れてほしくないなぁっと切実に願っています。いつまでも、こんな仲良しの3人でいて欲しかったです。また、こんなシンレイルナの話をつくってくれたら、いいのになぁ・・・くそぅ!泣いちゃうぞ!!


最終回、ちょっと見過ぎました。特にクライマックスは。いかんなぁ。
8日にもう一回最終回が見られるのですよ。広島の方の局は一周遅れなものですから。ビデオに1話分の余裕があるので、最終回、もう一度ビデオに撮ろうかなぁ、と思ってます。終わってます、私。
最初から、もう一度見直そうかなぁ・・・あ、DVD、10巻から買おうかなぁ・・・ジャケット、レイだし。あぁ、マジで欲しいです。そうだ、小説も買わなくっちゃ。漫画も読んでみたいなぁ。









もし、生きられるなら、レイをもっと生きさせてあげたかった。
レイなら、本当に未来を描いてくれるはずだから。
でも、レイの思いを感じたシンなら、マユやステラを大切なものを失った痛みを知っているシンなら、きっとレイの続きを描いてくれると、叶えてくれると信じています。
シンの手でもいい、キラの手でも、ラクスの手でもいい、レイが生きていたなら「よかった」と思える世界をつくって欲しいものです。
全てを終わらせて帰る、そう言ったレイは、レイになって、自由の世界に帰っていったのだと、私は思っています。その手は、きっと、ギルとタリアがしっかり握っていてくれることでしょう。


お疲れ様。
そして、おやすみなさい、レイ。




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