22sentimental



2006年04月24日(月)

彼氏がいる。アタシに鰈じゃなく、彼氏がいるなんて
世も末だね・・・

それはあまりにも急展開で、あまりにも突然のことで、あまりにも思いもよらないことだったよ。

きっかけといえばなんだ休みの日にたまたま友達とお店に行ったんだ
その前の日に髪の毛切ってて、そうしたらある男性スタッフから

「髪の毛きっててかわいかった!今日きてくれて癒されたよ〜」って
メールが。

癒される?アタシが、あなたの癒し系? ・・・何故???

その人とは、なんか本とか映画とかが好きだからDVD貸したり、本借りたり
そんなんはしてたけど、癒し系?うん??って思ったんだよね。

それでなんか注意を向けて、次の日からその人の行動を見るようになって
しまったんだ。
そうしたら、なんかアレ?帰る前に必ずアタシにちょっと話かけてから帰るなとか
そうゆう行動に気付いてしまって、あれれ?って。

でも、アタシはA型な彼が、こんなにものぐさでこんなにだらしのない
アタシを好きだなんて微塵も考えたこともなく
むしろアタシのこと世の中の敵ぐらいに思ってるのかと思ってたから
苦手だったり恐縮をしてしまうような存在だった。

たしかに性格はなんか奇妙なくらい真面目だし、話もはずむ?というよりは
すごい深い知識があるなーぐらいだったのに

しまった、気付いてしまった!と思って、短大の友人鈴木に相談してみたけれど
過去の暴走をもう二度と繰り返すまいと、あっちが動くまで勘違いはよくないと

と、言いつつ、アタシはなんだか彼がもしかしたらということが信じられないけど
それから苦手意識が薄くなって親近感を持って話を出来るようになって
何故かメールをこちらから送ってみたりもした。

そうして、今日は一人で映画を見に行くのだと話を軽くした。
何かそうゆうことしたくて、次のこの日は一人で映画を見ようと決めていたのだよ。
そうしたら、感想を聞かれ、そして

「今度一緒に映画行く?」って。

思わず、半年止まっていた生理が来てしまったよ・・・(爆)

いいよ、行くよ。って言ったら、じゃあお休みかぶった日に行こうよ
って言ってて都合的に4月20日に行くことに

いやいや、急遽すぎる!急遽すぎるけど!とりあえず服買わねば!と
思って前日にお金もないのに洋服を買いに行ったり、コーディネイトを考えたり

なぜかドキドキというか、そわそわというか、そうゆうものが止まらず
朝5時に起きたり。(笑)

それで、渋谷のスターバックスの下に13時半、
「東京に負けないように」という名目もとにおめかしをしたアタシは
集合場所に行った

もちろんA型の彼は、事前30分前くらいに到着し、映画のチケットを買い
アタシが行きたいと行った「すうぷ屋」の場所をチェックして待っていたというのに

アタシといえば、10分前になってもトイレ探しに翻弄していたけれど
(東京は何処に行ってもトイレが混んでる!なんで、数がないの!!)

それからゴハンを食べて、映画を見て、スターバックスに行って映画の感想を話して
彼セレクトのキリシトンカフェにいざなわれた

電車のBOX席ぐらいの真っ赤な半個室に通されたとき「やられた!」と思ったけど
アタシはもうデートをOKする時点で、鈴木さんに相談する時点で
彼と付き合う覚悟はできていたのかもしれない。ただ、ありえないと思ったけど

だから、映画を見ながら思ったことは、この恋がうまくいったらコレだって
勘違いじゃなくてうまくいくかもしれないと願って映画を見ていた

アタシはデートをする前に心に決めていたことは、自分の恋愛の歴史を話すことだった

どれだけ男の人を今信じられないか、なんで恋愛に恐怖心があるのか
もう中途半端に気持ちを持たされるのは嫌だと理解してもらおうと思っていた

だから、その話をするためには彼の話を聞く” 前振り ”が必要だった
(もちろん彼を理解するうえで必要なことだと思ったし)
彼の話を聞いたら、あたしの話をできるから
そうすればその今の心境についての話にもっていくことができると

だから、まず彼の話を聞いた。ずっと、うんうんと聞いていた。思わぬ話に
涙ぐんだりもした。そして、アタシの話を事細かに話した。本当に好き
だった人のこと、はじめてデートをした日のこと、ふられてしまった日のこと、

室蘭との苦い思い出のんことを話したら
彼は思い入れすぎて心臓が痛いと言いながら、心臓を押さえて話を聞いてくれた
そうして
アタシもこのデートの話が出てからずっと恋愛に対しての恐怖感は
室蘭とのことがひどく自分の中で消化できているようでできていなかった
ことを思い知らされた。

アタシの中で、ブレーキを踏ませる、つっかえを心の中に
作ってしまっていた。

話を聞き終えた彼はアタシの手をとって

「じゃあさ、俺と付き合ってよ。だって、ふじもっちゃんのこと好きだだもん。
もうそんな思いさせないよ。」

って、言ってくれた。


付き合ってよなんて、一生言われることなんかなんてないと思ってたのに
なんか、あぁ今日なんだ今なんだと、
もう涙が溢れてしまって即答できないまま、アタシは伏せて泣いてしまった

「俺と付き合ってくれる?」

って、二度聞きする彼にアタシは、ふんふんと首を縦に振って応えた。

告白されること、わかっていたようで全然リアルに考えてなかった
(彼のスケジュールには、告白デートと書かれていたらしい・笑)

まだ、彼のことを好きかわからなかったけど
「もうそんな思いをさせないよ」って言葉が、心にグっときて
ときほぐされた様に嬉しさでいっぱいになった。胸が痛かった。

それから彼は一度触ったアタシの手を離そうとはせず
ずっと、テーブルの上で愛しそうに握ったまま、話をしていた

お互い何か胸がいっぱいになってしまって、お腹もすかなくて
カクテルも一杯ずつしか飲まなかった

話を聞いて、もう2月の頃には好きになっていたと言われてすごくびっくりした

今でも何で好きなの?アタシなんかのどこがいいの?どこがかわいいの?はぁ?
って理解不能な彼の女性の見る目のなさにあきれた。

オナカ出てるよ?太もも太いよ?部屋汚いよ?格好だって適当だし。

全然惚れさせる用途が一点も見つからないのに
オナカが出ていても、太もも太くても、ものぐさでも、それは大した問題じゃないと
彼は言う。

恋愛経験がないんだよ?22年も付き合ったことがないんだよ?
未だ処女だし、これは何か自分に問題があるよ?
って言ったら

なんかアタシの一番最初の○○が俺との思い出になってくとなると
こんなにうれしいことはないよと言ってくれた。

それから、少女漫画のヒーローみたいなことばっかり口にしては
スキだって言ってくれた。
なんでこんなに思ってくれる人に気付かなかったんだろう。

アタシの手を取って、こうやって触れてることが奇跡のようらしい
本当に仕事場で気持ちを抑えてたらしく、
こうゆう日をちゃんと迎えられたことは信じられない。嬉しすぎると
言っていた。ウッソー?!!

アタシなんか手近キャラじゃん。って言ったら
自分にとっては高値の花だ!というあたり、メガネの度数があってないらしい(笑

二人とも放心っていうか、ほわぁって気分のまま、そろそろ出ようかと言って
席を立つ。トイレを待ってもらって
帰ってきたときに「ヘイ彼氏。」とおもむろに呼んでみる(慣れない)

渋谷駅までの帰り道、手を繋いで歩いた。あぁ夢が叶っちゃった。
ついにアタシも淋しい女の柵を越えてしまった。でも自分の中で相手が
この人なのは不思議だったけど
手を繋ぐことは自然のことだった。人の体温に触れるのはすてきなことだ。

日中歩いている時もそうだったけど
道とか駅で、危ないよって肩を触ってコッチって方向を修正させられる。
女の子扱いに全然慣れてない自分がいる。
でも、なんか、守られてる感じにむふぅとなる。

やっぱり待っててよかった。ちゃんとした人が現れた。
神様は見ててくれた。幸せものだアタシはつくづく、と思う。

駅のホームで別れるときアタシが「これから宜しくおねがいします」といったら
「末永く、よろしくおねがいします」と言ってくれた。

終電なのに、ドキドキして全然眠くなかった。全然寝なかった。
あぁアタシは今、彼氏ができてしまったんだ。


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