22sentimental

2004年10月11日(月)
ちぃちゃんとは 高校の部活の仲間で、ちぃちゃんは1年生の4月ごろじゃなくて 6月ごろに入ってきた
もちろんそんな時期に部活を入ってくるのは 一人しかいないので、入ってきた当初は元中の子と一緒にいて
あたしは なんとなく仲良くもならずに
他の子とはしゃいでるちぃちゃんをなんとなく見てた
なんか、やたらめったらテンションが高くて 違う子と爆笑して帰ってるのを後ろから見ていたけれど
いつの日かアタシが、卒業してもテニスしに来るOBの人があまりにも気にくわないので 少し帰り道にちぃちゃんに愚痴を言ったら
ちぃちゃんもおんなじことを思っていたみたいで なんだかそのあとから急速にアタシたちは仲良くなった
当時、その高校へは毎年何人か行っていたんだけれど なぜかアタシの代は女子が一人しか受けなくて
高校の一年生とか、二年生になって少し経っても 案外ひとりで朝集団に紛れながら登校していた。なんとなくだけど 裏道を使えば
ひとりでも淋しくなかったし、ほんとうに一人で大丈夫だったし 遅れるとか連絡とるのもめんどうくさかったから 一人で行ってた
でも、ちぃちゃん達が一緒に行こうって言ってくれて それからずっとちぃちゃんと学校に行った
毎日、毎日、土曜日も日曜日も、晴れの日も雨の日も、夏も冬も 365日のうち350日は確実に会ってたと思う
でも、毎日の爆笑が耐えることはなく、笑いころげる日々だった
あんなに話してたのに夜メールも耐えなくて AB型とO型なのに、なぜか気があったんだろうと思う。
一緒の敵と一緒に戦っていたし。
部活を引退しても、一緒に学校に行くことは変わりなかったし 中心の話題が変わってもなんとなく話は続いてた
卒業した。 アタシは結局は受験なんて大義名分に戦ってもおらず 受験生って言葉に酔いしれてただけなのかもしれないなぁ、
おかげで希望も要項も見ないような短大への進学を、卒業の少し前に決めた
ちぃちゃんは、ホテルの専門学校に行った。 東京の宿舎に泊まりながら実践で働くホテルの専門学校に、月10万とか もらいながら生活することを決めた
元々ちぃちゃんはなにになりたかったは知らない。 きっと何気ない気分で、アタシもなんとなくの気分で一緒にホテルの専門学校の 説明を聞いたんだ。アタシの付き添いで
それがきっかけで、ちぃちゃんは道を決め、今も名は知らないけれど すごくいいホテルで働いてるらしい。
あのとき、アタシが違う専門学校の話を聞いてたらちぃちゃんは 違う道を選んだのかなぁとたまにふと考える
すこしだけ、怖くなる。あたしがちぃちゃんの人生を決めてしまったようで
それから一回だけちぃちゃんに逢った あれは何歳の夏だったんだろう、18か19の夏。
普通だったちぃちゃんが、あまりにも垢抜けててびっくりした
痩せちゃって、くびれちゃって、背中がすっとしてて 東京の人になっていた。あたしは千葉の田舎の子のままだった。
そして、ちぃちゃんから何か冷たいものを感じたのもあれがはじめてだった
笑っても、心の底からじゃない。そんな気がした なにかすぐに心のどっかで冷やしてしまうような、ハハってそれだけで 終わってしまう感じ。
あんまり恋愛のことなんか一言も口に出してなかったちぃちゃんが 今はカッコイイバーテンの彼氏が居て、半同棲っぽいことしてたってのも あとから聞いて、ちぃちゃんが、ってすこし心の中で淋しさがリンと鳴った気がした
やっぱりちぃちゃんはあのままで笑い続けてほしかった 嫌いだっていう八重歯をいっぱいだして、笑いころげていてほしかったんだ
東京は人を変えてしまうのかね、ちぃちゃんの本質は変わらないのかね わかんないけど
その嫌いだった(二人の敵だった)OBが晴れて同級生と結婚することになった
横浜で、彼女の誕生日に挙式をあげます。と同級生の彼女からメールがきた それでいままで全然連絡をとらなくなってしまったちぃちゃんに電話がしたくなった
ちぃちゃんの声が聞きたかったし、ありえないよね?!って共感してくれる気がしたから ちぃちゃんと久しぶりに話したくなった
それでお互い気付けば今のアドレスも教えてなくて 電話をかけたらもう使われてなくて、あの時はすごく切なかった
それでも人にアドレスを聞いて、今日やっとちぃちゃんと話せた。 丸一年と何ヶ月ぶりに。 やっぱりちぃちゃんは本質は変わってないのかもしれないけれど 冷たさを持ち合わせたところも変わってなくて、
アタシだけがちぃちゃん!とはしゃいで話していた
20分したぐらいで、話がながくなるからとまた帰ったら逢おう、連絡するって言われて その電話をうんばいばいって切った。
うざかったかなぁ、と少し変な気持ちになる
ちぃちゃんと違って21歳になる今もあたしは此処で暮らして なにもかわらずに、少し女の子らしくなったけど、こうしてまだバカ笑いを続けているよ
ちぃちゃん、ちぃちゃん、こんど帰ってきたらきっと連絡をください
アタシの車でどっか行こう。ねぇ 今どきだけど手紙を送って!って言うちぃちゃん、長い文章になると思うけど きっと読んでください
アタシもちぃちゃんのあの字が見たいよ

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