22sentimental



2003年12月08日(月)

あの、本当に警察沙汰だったので
ぶっちゃけあんまりこーゆーインターネットで

話すとか、結構不謹慎かなって思うんですけど


まぁいいか。で言っちゃおうと思います。


ぶっちゃけ、この話自分の母親に話すのも忍びがたく
友達にも真相だったりとかは話していません。



これは
昨日、日曜日のできごとなんだけれども

ママに話したら

「アンタ一生に一回するかしないかの経験したわねー」と

誉められたような?そんなお話。



日曜日、CD屋さんかと思ったら本屋さんだったんです。

10時〜の勤務なのに
電車がなくて9時20分から店の準備をしていたという

そんな話。


いつも土日になるとやってくる
パートの福元さん。


この人すげー仲良しで、レジとか一緒にやってて
話とかめちゃめちゃおもしろくて

この人大好きなんです。うん。

そんな風に日曜日の本屋さんの空気は
のほほんと流れていたんです


11時30分から
第一軍の方たちがお昼休憩に行って


アタシと福元さんは二軍でお昼休憩だったから

レジで仕事をしていたんですよ。



したら、
全体放送。暗号の「万引き発生」の全体放送。


どうやらCDコーナーに万引き犯がいるらしい。

コールをしたのは
CD屋さんにいた女子社員。

唯一の男性アルバイトと、もう一人の女子社員が
CDコーナーへと呼ばれ、


お客の知らないところで
店員はじっと万引き犯の警戒体制。


書店だったアタシは
まぁ、知らんぷり。とは言わないえれども


それでも変わらずに、仕事をレジでしていたわけだ。


したら、
休憩中の買い物から帰ってきたアルバイトさんが

レジのアタシに話しかける。


アタシも、それに返す。


そうして、その次の時、
アタシに話かけていたアルバイトさんが横を見て


「あ」

って言った。


アタシもそれにつられて、そっちを見たら


したら、
CDコーナーと本屋を区切る壁、

(高さは170センチくらい、上までは続いていない壁)


その壁の上を
ひょい、と黒い鞄が男の手から

壁の向こうで待っていた共犯の女へと渡され


女は出入り口へ走る。



アタシも
そのままレジを出て、共犯の女を追って


走って、「ちょっと待ちなさい!」って声を出して。



アタシの足は大荷物を抱えた女に追いついた。
部活やってた人間なめちゃいけねぇって話よぅ!


女を捕まえて抑えてるうちに
後から、鞄を渡した男も店から出て来てて


普通の万引き犯って言うのは
「しましたね?」って言えばおとなしく認めるものなのに


暴れたりはしないのに
それが、今回は違った


女はもがくし、逃げようとするし
男はそのもがいてる女を捕まえて離さないことに

怒っていた。

はぁ?って思うけど
なぜか怒ってたんだ、盗んだくせして何かいばってた。


店から15Mすぎたところで
店員三名、犯人二人、のもみ合い。


女の手から、商品を奪い返したCDの女子社員。
その女子社員ともめている男。


もうひとりの男性アルバイトも必死にアタシと一緒に
女を離すもんか!だったよ

何を言われたってアタシ達は離さなかった。


飛び交う罵倒。

男は、女の元へ来て「いくぞ」って言わんばかりに


女の腕をひっぱって堂々と逃げようとして

アタシたちも
呆気にとられて離しちゃった。


そして男は捨て台詞にこう言ったんだ


『商品が戻ったならそれでいいやろうが!』


盗んだ奴と思えない言葉。

そして、どこかでその言葉に納得してる店員。


二人は平然とアタシ達から逃げた



でも、女子社員は男に投げ飛ばされたらしく
ヒザに傷を負っていたし、


なにより
「商品が返ればそれでいいだろう?」その考えに

むかついた。


これは、、「追いかけましょう!」


そう言って、また犯人が逃げた方向へとあたし達は走った。


したら
走って逃げたと思った犯人達は

のうのうと歩いてて、


それがまたムカついた。


あたし達の裏をかくように、犯人達は建物の裏側から
出てきたけど

そんな正直すぎる裏かきはこっちにも読めるもので


社員と犯人が罵倒をしあいながら追っかけた。


犯人だって逃げるのに必死。
あたしらだって追っかけるのに必死。


とにかく、追いつこうと思って走った。

犯人がフェンスを越えようものなら、スカートだろうが越えた


そうやって
フェンスを越えた駐車場に置いてあった


一台の放置自転車。


犯人の男はそれを見つけて、女に「はよう乗れ!」
そう言って、自転車で逃げようとした。


アタシだって、自転車と足の差ぐらい
わかってたから


だから、アタシもう必死で走ったよ。


ここで逃げられたら追いつけない


そう思ったから、誰よりも早く走った。



したら、二ケツなんて思えば
起動に乗れば速いけど、こぎ出しはぐでぐで、で遅いんだ。


大通りの歩道に出ていた犯人達に走ったら追いついた。
自分で「おぉ」とか思いながら

必死に自転車を運転する男の前に回りこんで自転車を
止めて、


それで男は自転車をこげなくなったわけ

したら、男は必死に食い下がるアタシを




殴。


その男、
アタシの顔を殴ったのよ。

一発。グーで。


嫁入り前の娘に、グーで殴るなよ!!!!!!


アタシのメガネが道路に飛んで、一緒にいた男のアルバイトが

「なにするんですか!」って、怒って叫んで


アタシは、何が起こったんだかわからないで

ただ
自転車を乗り捨てて大通りを横切っていく


犯人達を見てた



本当にこうゆうときは
思うものだよ。

「お父さんにだって殴られたことないのに」(笑)


通報を受けていた警察が
アタシ達の前を横切って


あたし達は大声で、「あっちへ逃げました!」って
警察を呼びとめて

警察を向かわせて


アタシは
左頬を押さえながら

どんどん集まる警察を「あっちあっち」と指示してた
同じように追いかけてきた店員二人をよそに


一人店へ帰って


犯人に追いかけるのに夢中で商品の事考えてなかった
そのまま路上に残された商品は?!!って気になって

そう思ったら
ひとり店へ走ってた

いろんなことを店の人に伝えなきゃと思ったし。


でも
そうやって一人で店に帰るまで


状況を把握できなくてなんでなんで、って思いながら

涙がにじみ出てて、店に入ったら警察の人がいて


その人に

「犯人に殴られました」


そうやって言ったら、もう溢れてボロボロ涙出てきた


商品は別のバイトの人が
店の中に入れてくれたらしい。


アタシは涙をふきながら
警察の人にイマまでの状況と犯人の特徴を

話した。


警察の人もアタシが殴られたことにびっくりしてたけど
なによりアタシがびっくりしてた。

涙の半分は、びっくりで泣いてたんだと思うよ。ホント。


だからワンワンも涙は出てこなくて
すぐに涙は止まったけど


正真正銘のパンダになっちゃって


こんな顔をしながら
警察に事情を話してる自分がイチバン悲しくなったよ(笑


それから
15分の逃走のうえ、犯人は捕まった。


平和な街の署内全ての刑事が出動して(笑



あたしらは
店の事務所で警察の人と盗難品の確認をしたら


出てくるわ、DVD11点。6万なんぼ相当らしいー


まぁおじいちゃん刑事に教えるには「デー・ブイ・デー」
なんだけどさ(笑)

それから
山城新悟としか見えない刑事部長の車に乗って


確保をされた犯人の顔を見た。


案外、殴られたにもかかわらず
あんまり顔を覚えてなかったから不思議

ただ赤い服。それしか覚えてなかったな。


女の方はわかりやすいニットだったし、
顔も覚えてたから

「この人です」って言えたけど。


それから山城に連れられて
そのまま署の刑事課で調書を3時間ぐらい取られて

警察の人に言われたのは
犯人が何も持ってなかったからいいけど

刃物を持ってたら危なかった。って

そうだなぁ
何も考えないで、ただ必死だったけど

アタシは今日死んでいたかもしれないと思うと
少しぞっとする。


刑事課じゃあ
思いっきり写真もとられたし。
全身と殴られた場所と


あんまりこんな逃走、ってゆぅか
これは万引きじゃなく

窃盗だそうで、はっちゃけ強盗だそうで


捕まった奴等は無事
強盗傷害で緊急逮捕されたとさ。


結構、取り調べ室の前も通ったし(笑)
和久さーん!!とか思ってドキドキしちゃったよ

アタシの調書とった
刑事はタイピングできなくて

クソ遅いから、

アタシがやりましょうか?と言わんばかり。


警察に調書取られるの実は二回目。

慣れたもので、あのフィクション?と思わせる感じの
文章加減もおもしろかった。

結局更正までやって警察署を出て(笑)


みんなは心配して待っててくれたけど
本人的には、けっこうあっけらかんって感じ。

てか
アタシ的に出来事にちょっとおもしろくなってきちゃって(笑)



でも
親に、特に父親に言えないなーって思いながら
帰ったんだよね。


お父さんの車で帰ったんだけど、さすがに言えなかった。

九州男児は
娘が顔を殴られたと知ったら、たぶん犯人殺しに行くよ(爆)


まずはやっぱお母さんにと思って
スーパー行くって言ったから、一緒に行って車の中で

カミングアウト。


ホント、カミングアウトだよ。これ
アタシなんも悪いことしてないのにさ、むしろ殴られてるのに

なんでこんな白状するみたいな気分なんだろう?って思いながら
お母さんに話したよ。


さすがの豊子ママもイカってたけど

アタシがひょうひょうとしてたし
無事ならいっかーだって。肝っ玉だよ、アンタ。

お父さんには結局言えなくて
お母さんから言ってもらって、


今日は病院に行って、診断書を出して
被害届けを出して、犯人たちを送検してもらった。



昨日の話のようで
そうでないような話。


でもホントのことで、一切ウソはなし。


怪我の方はそんなんでもなくて
すこし青い程度で目立つことはないみたいです。

痛みもあんまりないし、怪我のことに関しては心配はいりません。


ってゆぅか
店に行って知ったのが、「新聞に出てるらしい」(笑)


勇敢な女性店員としてチョロっと書かれてた。
悪いけどコピーしちゃったよ。(爆


まぁこれも人生の記念ってことで。(笑)


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