荒ぶる魂

2004年05月24日(月) FIGHTING ANGEL 女子ボクシング大会(2)

セミファイナル日本フライ級タイトルマッチ2分10回戦
×八島有美(王者)(判定0:3)柴田早千予(挑戦者)○

柴田ってキックの3冠だか4冠だかで、ボクシングはフライ級2位。
リングインしてからも動きがイキイキしていて手強そう。
対するチャンピオン、背が高く色白できれいなお姉さんタイプ。
4月のゴールドジム大会でのエキジビションマッチで
美しい顔を打たれるのを恐れないファイトスタイルに
私は感動してファンになってしまった。
今日はこの間より髪をショートに切りそろえて戸川京子似。

だが、この試合、挑戦者が乗りに乗っているって感じで攻撃一方。
2か3ラウンド目くらいには隣の連れと
「私たち、今日はタイトル移動を見ることになるかもね」と
ささやきあった。

八島は残念だったけれど、柴田は文句なしのチャンピオンと思う。
今後の防衛線が楽しみ。
歯切れのよいマイクもよかった。


メイン・イベント 
WIBA世界フェザ−級タイトルマッチ 2分10回戦
○ライカ(王者)(2回KO)シェルビ−・ウォ−カ−(挑戦者・米)×

ついに〜ライカの登場〜〜〜!
シェルビー・ウォーカー、かっわいい!と言ってもこの画像じゃ
顔見えないけど。ま、このピンクのガウンが全てを物語ってる感じ。



ライカ登場。
オレンジと黄色に染め分けた髪。(思わず親近感を持つ私????)
赤いショートコート。下を向いて一歩一歩進む。
セコンドが2or3の数字の書かれたボードを持って従う。
この回で終わらせるという意味か?うひょー、いいぞ〜!


世界タイトルマッチなので国旗に向かって国歌斉唱。
どうもこの習慣的儀式は苦手。誰も歌ってる人いないし。
やる必要があるのかしらん?

という疑問はさておいて、まずは米国国歌から。
その間、ライカはリングで一人真剣な顔をしてシャドーボクシング、
みんなまじめに国旗の方を見ているのに
前へ後ろへステップ踏みながらパンチをシュッシュッシュッ。
(そんなことをどうして知ってるのかと突っ込まれれば返事に困るが)
その姿はとても可愛らしくて連れと顔を見合わせてニヤリ。
(彼女も国旗じゃなくてライカの方を見ていた口)

その後、日本国歌が流れる。
さてライカがどうするか、と注目していたら
さっと自分の持ち場に戻って神妙な顔をして聞いていた。
ほんと、子供みたいで可笑しかった。

だが!私はこれについては苦言を呈しておきたい。
「自分の国歌をリスペクトするのなら相手の国歌もリスペクトすべき」
ライカが君が代の流れる間もずっとパンチの練習やっていたのなら
私はある意味ポイントをあげるんだけどね、
こういうのは単なる礼儀知らず。
シェルビー選手に対してとても失礼。
協会の誰かがきちんと指導すべきことと思う。

さて試合は、展開をどうこういうこともないくらいのライカ圧勝。
強かった〜!


シェルビーが打ち込んでいったのはこの写真の時くらいかな?
(なぜライカが打ち込む写真がないかというと、それはそのつまり
ライカのスピードがあまりに速くて私のカメラがというか私の腕が
ついていかなかったのよ(笑))

なんか相手がしょぼ過ぎ!と感じられるほどだった。
うーん、柴田がフェザー級ならねえ。
面白い試合になりそうだけど、技術がどうこうより性格的に。   




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