荒ぶる魂

2004年05月16日(日) ゼロワン後楽園大会 by ニキ

(レビュアー:ニキ)

▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○ 葛西 純 vs 黒毛和牛太 ×
(8分42秒 ラ・マヒストラル)

和牛太じゃなくって浪口くんのはずだったのに・・・。
あーん、葛西対浪口見たかったなあ。
怪我したらしいけど、大丈夫なんでしょうか。

それにしてもしつこく「フリー」と言われている和牛太。
もういかんともし難いような。


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▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
× ドラゴン・アシッド vs 星川 尚浩 ○
(2分38秒 ドクターストップ)

「アシッド凱旋試合」と銘打たれていたこの試合。
アシッドっていったいどっちに凱旋したんだろう?と疑問に思っているうちに
新たなるアシッド伝説炸裂・・・!

いまだかつて凱旋試合だというのに1分も立たないうちに場外に放った技で
鉄柵に激突し、怪我してドクターストップになった選手なんていたでしょうか(反語)。

アシッドって今まで何度も「やばい!」って思ったことはあったけど
(とりあえず頭から落下するのはやめてほしい)
いっつも全然怪我しないので丈夫だなと思ってたのに、さすがに今回は
骨折してしまったみたい。

なんかけが人多いなあ。
とりあえず早く復帰できることを願います。


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▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○ 横井 宏考 vs 崔 リョウジ ×
(2分21秒 腕ひしぎ逆十字固め)

ノゲイラと素晴らしい試合を見せてくれた横井君。
何かふっきれたみたいで最初にゼロワンリングに上がった頃のような
ぎらぎらした感じが戻ってました。
ぜひともこの路線でつっぱしってもらいたい。

しかしこの試合、2分21秒しかなかったのか。
見応えがあったのでこんなに短い時間だったとは思わなかった。


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▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○ 橋本 真也 vs リック・バスマン ×
(4分00秒 試合放棄)

最初に出てきたUPW軍。
色々アピールしてたんだけど通訳がなあ。
やっぱり粗食通訳を連れてきてほしかった。
バスマンとは親子みたいに似てるし。
どっちが親かはわからないけど。

ゼロワン選抜は、まさかの橋本。
今日は爆勝宣言聞けると思ってなかったので嬉しかったな。

でも期待してたほどのはじけっぷりはないままに終わってしまった。
やっぱりバスマンを守るその他の選手達がイマイチ体も大きくないのが
問題だったんじゃないかな。
トムやらプレデターやらネイサンやらいかにも強そうな選手の陰に
隠れて威張るバスマンって形だったらもっと盛り上がったんだろうなあ。

ただ、最後に橋本がプレデターの保持するヘビー級ベルトをもってバスマンに
「これはプレデターのベルトなんだから大事にしまっておけ」って言って
「必ず俺が闘って取り返す」って言ったのは嬉しかったな。

橋本じゃなくても誰でもいいからゼロワンの選手がプレデターのベルトに
挑戦するところをまた見たいなあって思います。


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▼第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○ 大森 隆男 vs ゼブラーマン ×
(5分31秒 アックスボンバー→体固め)

こんなに大森さんがちゃんとして見えるのは初めてだ・・・!

すっごいしょっぱいだろうなって思ってたこの試合、意外にも大森さんが
打たれ強かったせいでなかなかの好試合になってた。
プロレスってわかんないな〜。


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▼第6試合 ZERO-ONEvsUPW 1st
UPWハードコアルール 30分1本勝負
× 佐々木 義人 vs Oliver John
  黒田 哲広    Al Katrazz○ ○
(9分18秒 イスの上へのチョークスラム→片エビ固め)

毎回思うけど義人は本当にいい選手になってるなあ。
いつも金ちゃんがやる場外の机へのダイブを義人がやるとは思わなかった。

アルカトラズは前に来たことある選手。
今回は脱獄犯っていう触れ込みじゃなかったみたいだけど。

オリバーって言う選手はなかなかいい選手だと思った。


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▼第7試合 ZERO-ONEvsUPW 2nd
タッグマッチ 30分1本勝負
坂田 亘   vs Shane "Ma'koa" Roberts
○大谷 晋二郎   Tomy Wilson      ×
(9分22秒 キングコブラホールド)

本日1番盛り上がったカード。

坂田がめちゃくちゃ弾けてた。
大谷・坂田ってすごくいいコンビかも。
2人揃って顔面ウォッシュ、2人揃ってバックドロップなど息もぴったり。
日高、こんな時に怪我しちゃってると大谷のパートナーを坂田に取られちゃうよ〜。

最初はリングス出身としてコンビを組むことが多かった坂田と横井だけど
全く正反対の方向に進んでる。
まさか坂田がこんなにプロレス好きとは思わなかった。
あんなに嬉しそうに試合されちゃうとこっちも嬉しくなっちゃうよ。


それはそうと、この試合を語るにあたっては、もやしのことは外せないでしょう。

登場時からあまりの細さが目を引いたトミー・ウィルソン。
色は白いし、髪は黄色いし、誰が見たって「もやし」と言いたくなるような風貌。
その上、恐ろしくオーバーアクションな激しいやられっぷり。

いつの間にやら会場中大もやしコールが・・・!

トミーが何かする度にわき起こるもやしコールに、本人満更でもない様子。

ああ、後で彼が「もやし」の意味を知った時のことを思うと・・・・


笑いが止まらないよ!


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▼第8試合 ZERO-ONEvsUPW 3rd
NWA UNヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○ [王者] 田中 将斗 vs  [挑戦者] Sabbath ×
(10分47秒 ローリング・エルボー→片エビ固め)

当初はメインと発表されていたこのカードがセミに。
「まさか高岩も怪我・・・?」と心配したけど杞憂でした。

乳首にピアスするなんてあまりに痛そうなのでやめてほしいよ〜。
お約束通り田中がそこを攻撃するのがめちゃくちゃ痛そうでちょっとひいた。


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▼第9試合 ZERO-ONEvsUPW 4th
インターナショナルジュニアヘビー級王座決定戦 60分1本勝負
○ 高岩 竜一 vs Tony Stradlin ×
(12分13秒 デスバレーボム→体固め)

急遽メインになったカード。

残念ながらちょっと相手が力不足。
(生ゴンでヤマモは「役不足」と言ってたけど間違いよ!)
高岩をもってしても熱戦にまでは至らなかった。

ラリアットとかもちつきパワーボムの受け身をうまくとるのって
本当に難しいんだなあ。
高岩の技を高岩が受けられたらすごい試合になりそうな気がしました。


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▼まとめ

試合後中村さんが言ってた通り、今回のUPW軍はちょっと2軍っぽかったかも。
やっぱりトムとかプレデターがいてこそだよ〜。

でももやしで異様に盛り上がったのでいつものように満足度は高い興行でした。

夏以降にやるという外国の4団体とゼロワンを交えた対抗戦がすっごく楽しみ。


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