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谷口 令のハッピーダイアリー  
蒼穹の昴 2004年12月02日(木)

心の叫び2



浅田次郎さんの『蒼穹の昴』の中で私の魂をゆり動かされた言葉がありました。


『人が、星を動かす。。。そんなことってあってよいものでしょうか?』

『さあ、あってほしいものじゃ。
 かつて、ただのひとつもそのためしはない。

 この世の中には本当に日月星辰(じつげつせいしん)を動かすことのできる
 人間がいることを。
 自らの運命を自らの手で拓き、あらゆる艱難に打ち勝ち、 
 風雪に良く耐え、天意なくして幸運をつかみとるもののいることをな。』


物語は、二人の男性が占い師に将来をみてもらいます。
一人は最高に良い卦がでて、その通りにどんどん出世ていくのですが、
もう一人は、あまりにもひどい卦で、占い師はとても本当のことが言えなくって
はじめて嘘をつくわけです。

『お前はの人生ははすばらしくなる』

物語の中で「春児」という名前なのですが、
春児はその言葉だけを励みに、困難を乗り越え、
どんどん運命を切り開いていくのです。
そして最後にはその時代の最高の地位まで上りつめていきます。

あたえられた運命。。それは決して変えられないものではありません。
変えられないと信じているだけのこと!

人生を切り開くお手伝いをすること。。。
これこそが私たちの本当の仕事、役割ではないでしょうか。



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