こんなメールをいただきました。
『新潟の地震で車ごと土砂に埋もれた2才の男の子が四日ぶりに 奇跡的に生還しましたね。 亡くなったお母さんのことを思うと、複雑でしたが、命の尊さを感じながら、 ニュースを見ました。 この地震で人生観の変わる方がたくさん出てくるのでしょうね。
昨日、偶然、2001.9.11の同時多発テロで人生観が変わったアメリカ人が たくさんいる、という文章を読みました。 限られた自分の時間を意識し、自分の心に向き合い、 本当に大切だと思うことをやるようになったと・・・。
ここで、私は谷口先生がハッピー・ダイアリーに書いていらした エリザベス・キュー ブラロスの事を思い出しました。 実は、興味がありながら、”あまりにもヘヴィーな内容なんじゃないか。 私は、それに耐えられないかもしれない。”なんて勝手に決めつけて、 作品を読むこを後伸ばしにしてきました。
でも、先生の次の文章がとても心に引っかかっていたのです。
「だれにでも訪れる死。。。 それなのに人は忌み嫌って、『死』の真実を知ろうとしません。
でも、そのことを深く知ることから生きることの意味を理解し、 生きることが楽しく大切に思えてくるのではないでしょうか。。 ちょうど、外国で生活すると、今まで関心がなかった日本のことが みえてくるように。」
昨日、ついに私もエリザベス・キューブラロスの作品を読む時が来た! と 感じました。 私も「死」の側から「生」を見てみたいと思います。 「生」をより輝かせるために、「死」の真実を知ってみたいと思います。 キューブラロスの作品を読むきっかけを与えて下さってありがとうございます』
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