たとえばこんなとき。。。
『求む34歳まで。職場まで近い方。日曜日も勤務できる方』 ある会社で求人を出しています。 40歳で、職場まで遠い、日曜日もいけそうもない でも、どうしてもやってみたい分野!
こんなとき、あきらめますか? 採用する側が、コンピューターで選別するのでしたら別ですが、 もし、私が求人主でしたら、 素直に思いや志望動機を書いた履歴書やお手紙を一緒にいただくことによって、 熱意や興味を感じたらお会いします。 そして、「この人、何か可能性がある!」と思えたら、きていただきます。
年齢制限や経験でなく、 オーナー自身が考えるイメージというものがあります。 そのイメージにポーンと合ってしまえば、これも運。 ですから、ただそこに行くタイミングを自分で作ればよいのです。
こんな方がいます。 私のお客様の一人なのですが、彼女は骨董品が大好きで、ぜひそういうものを あつかう仕事をしたいと思っていました。
求人の雑誌や新聞を探してもどこにも需要はありません。 そこでいつもあこがれて通っているアンティークのお店に行くと、 なんと求人の紙がはってあるではありませんか! ただし、40歳まで。
50代の彼女はおそるおそるたずねてみました。 「私では応募の資格はないでしょうか?」
中からオーナーが出てきてこう言いました。 「お店の雰囲気にあう方なら年齢は別にかまいませんよ」
結局、いま彼女は、骨董品に囲まれていきいきと働いています。
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