■ゲンジツ日記■(試行錯誤中)
静花



 ハードゲイ(HG)に鬱を癒された私…。

今日は「嵐」の日になりました…。

今日の未明、
頻繁にROMしてる某女性向け大手の掲示板で、
興味を引くタイトルのスレの書き込みを
いつものように読んでいた私。

そこで、

「(既婚の女性の例で)
 30歳になると、事務だけの経験では
 正社員としてなかなか採用してもらえない」


という文章があったのです。
(本題は全然違うだったんだけど)

私は(今思うと既婚と未婚だから違うと思うのだけども)、

「普通の生き方をしてきて、
事務の経験があっても、もう30になると
正社員として働けないんだ・・・。

じゃぁ、私なんて
(心の病気で長い空白の期間アリ、
足に障害があり立ち仕事しか無理、
大学卒業後1年の引きこもり経験アリ、
その上働いた経験はアルバイトのみで、
事務の経験なんてない。)
そんな私が、正社員で事務仕事に
採用されるなんて、絶対不可能だ…。

そんなに正社員の就職って厳しいんだ…。

私なんて、もう生きていけないんだ…。

死ぬしかない…。」


・・・と、どんどん深く思いつめ、
とうとう深い鬱&悲観状態に

母も元に行き、ことの内容を話し、
「もう私は生きていけない。
 親には申し訳ないけど、死ぬしかない。」


…と大泣き。

朝になったら、
両親と連れの3人をリビングによんで、

「お母さんもお父さんも○○(連れの名前)も、
これから時代が変わるし、就職できるようになるとか、
諦めなければ(こんな私でも)就職できるとか、
条件をえり好みしなければ、必ずどこか見つかるとか
希望もたせること言ってたけど、そんなの嘘じゃない!
これがゲンジツじゃない!
普通の人でさえ、経験があっても就職が難しいのに、
条件を選ばざる得ない(立ち仕事が不可能)うえ、
経験もない私が、正社員で雇われる可能性なんてない!
…もう死ぬしかないじゃない……」

…と、搾り出すように吐き出し、
ボロボロと泣いた。

そんな私に母は
「正社員じゃないとダメなの?
 別にパートでも生きていけるよ。
 それに今の静花さんじゃ、無理だよ。
 今は病気を治すことが大事じゃないの?」


父は
「中小企業なら、可能だよ。
先の(就職雇用状況)がどうなるかなんて
まだわからないし、
(パートや派遣じゃ”保証がない”と言った私に対し)
正社員だって経営不振や倒産になったら首なんて切られる。
パートとか派遣社員と同じだよ。
もう少し頑張ってごらん。」


連れは
「確かに正社員の就職は大変だけど、
今の静花じゃ無理だよ。
それには”精神的に強く”ないといけないから。
それくらいでこんな風になってしまうなら、
就職活動なんてできない。
もし採用されても、続けられないよ。
少しずつ強くなればいいんだよ。」


…といわれた。

私はというと、
もう恥もなく、超悲観的なことを口走り、
感情的に吐き出し、ワンワン泣いた。

「足のことだって、”60歳くらいで手術して人工股関節にすれば、
普通の人と同じように激しい運動も、
長時間立つこと、歩くことも、できるようになる”
ってお母さんは言ってたけど、
ネットで調べたら、例え人工股関節にしても、
なるべく長く(人工股関節の寿命を)持ちこたえるため、
運動も、日常生活も制限はされる、って書かれてた。
それどころか、手術して人工股関節にしても、
痛みを伴う人もいるって言ってた。

私は一生、普通の人のように、
スポーツを楽しむことも、(したいと思ってた)
日本アルプスに登ることもできないんじゃない!」


と、足のことまで悲観的なことを
口走る始末。

とにかく酷い鬱状態、悲観状態に陥り、
家族の前で大騒ぎしてしまいました…。

その後も鬱状態は続き、
そんな私を見て連れが突然、

「明日、長野に出かけよう。」

…と突然言い出した。
私はというと、

「…やだよ。長時間のお出かけは
疲れるから、もうしたくない。お金もかかるし…。」


と拒否。

「ダメ、行くから登りたいって
言ってたアルプスのことネットで調べておいて。
車椅子買って利用したり、俺が体力つけて静花をおぶったりして、
歩けるところは静花が自分の足で歩いて、
そうしていつか、アルプスに登ろう。
その下見に行きたい。」


「…車椅子で山登りなんて無理に決まってるじゃん。
それに別にそんなにまでして登りたいわけじゃないし。
別に行きたくない。」


「ダメ。それでも、どこかで気分転換しないと。」

………。

というわけで、
最初は行くつもりはなかったのだけど、
なんだかんだで、明日急遽、アルプスを見に
長野へ出かけることになりました。


明日はNTTの光回線の工事を頼んであった日なのだけど、
父に任せることにしました。

------------------------------------

そして、明日のために、
アルプスの情報雑誌を買いに、
まだ鬱な気持ちを引きずりながらも、
近所の本屋へ出かけた私

・・・そのとき!

あるインパクトある芸人さんが
ババーーンと表紙に載った、本がふと目にとまりました。

それは「ハードゲイ(HG)」さんの
本でした
(苦笑)。

(別に好きじゃないのに、ナゼか
目が離せない彼…。)

興味をひいたので、手にとって立ち読みしてみた…。



・・・・。



・・・・・・。




・・・・・・・・・・。



ぶ…(笑いを押し殺す声)」


あ、アホだ…。
でもバカすぎて、笑える…。
おかしい、おかしすぎる!

あはははは!!(>▽<)ノ彡☆バンバン!
(※もちろん心の中の声です。)

結局、ニヤニヤ笑いを堪えながら(←不審人物)、
その本、完読しちゃいました…。

…いつの間にか、私の「鬱状態」は吹っ飛んで、
元気になってました。


・・・もう、


ハードゲイ、マンセー!!ヽ (´▽`)ノ


まさか、あんたに鬱を癒される
とは、思わなかったよ(笑)。


時折ネタが下品過ぎるのが嫌いだけど、

ありがとう、ハードゲイ!

感謝するよ、ハードゲイ!

(でも本買わないからキミに印税は入らないケドね…( ´,_ゝ`))

・・・なんか振り返ると、
激しくて、変な一日でした。。。フォーッ!

by なんて初めと終わりのテンションの
    高さが違う日記だろう…_| ̄|○!l|  静花



↑エンピツ投票ボタン
My追加
2005年11月08日(火)
初日 最新 目次 MAIL ゲストブック ホームページへ