もへんじょ=だろの不定期更新日記
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2017年04月22日(土) 北陸記17

今日は日帰り!
北陸は新潟へ♪

メンツは俺、コチヤ、もりへー、シゲの4人!!
素晴らしい!
前回のイベントに続き良い参加人数です♪(過去日記参照)


去年の4月に新潟にチューリップを見に行った時(過去日記参照)に
現地で色々見つけた観光ポイントに幾つかポイントを後日調べて
追加したのが今回のイベント。

・・・まさに1年越し!(笑)


今回と言うか、今年の春の花は・・・・・・・・・木瓜!(マテ)
もうね・・・どんどんとマニアックになって逝きます(泣笑)


因みに読み方はボケです。



一番有名なのは織田信長の旗に書かれている紋「織田木瓜」
(おだもっこう)でしょうかね?
読み方を変えると「織田ボケ」ですが(笑)

しかし何で、こんなボケ!なんて名前を付けたのやら(汗)



今回も圏央道でサクッと北上する予定ですので、集合場所は海老名駅。
0時半ころに現地で合流済みの3人を拾ったのですが、久しぶりに来た
JR海老名駅前はららぽーとが出来ていたせいで全然記憶と違っていて
焦った(汗)
前回来た時は土砂降りの中で一瞬で降ろして解散だったので余り
記憶に無いです(苦笑)(過去日記参照)


4人揃い、海老名ICから圏央道に乗り一気に新潟を目指します!



『日本ボケ公園』
約9100平方mの敷地に約200品種の貴重品種と新花などの
ボケが植えられた 広大なボケ公園です。
元々新潟県の新潟市秋葉区小須戸地区は日本のボケの産地として
有名です。
と言っても、去年来た時に看板を見つけたから知っていただけ
ですがね(笑)

色々な花を見て歩いている最近のイベント
木瓜はまだ見ていない花だったので是非見よう!となりましたし、
ボケを見るのに恐らく日本でこれ以上最適な場所も無いでしょう(笑)


何より素晴らしいのは入園料¥0
駐車料金¥0
併設されている物産館では野菜や花の苗も安く販売されていて
良い事だらけです♪


いや〜
木瓜の花ってあまりイメージ無かったのですが、濃い赤、薄い赤、
白、桃色、若干黄色っぽいものなど、赤系が多かったですがそれでも
色とりどりで花弁は小さいながらも品種ごとに特徴もあり
「春を告げる花」と呼ばれているそうですが、まさに春を感じさせて
くれる風景に微妙に車内で寝違えた首が癒されます(笑)

園内の遊具で遊ぶもりへーを指さして
「見ろよ、OLの優雅な休日だぜ♪」と皆で記念撮影したのは、
きっとこの先も良い思い出になる事でしょう(ヲ)



さてさて、続いて訪れたのは、この旅で唯一の去年からの計画に無く
唯一追加したポイントである『石油の里公園』です!

駐車場で桜の木々が満開で、まさかの桜の花まで楽しめて
予想外にラッキーでした♪

この地域(新津)には、古くからの石油が地表ににじみ出ている所が
あり、くそうず(草水)と呼ばれ、越後七不思議の一つにも数えられ
ていました。
近世には、石油採掘権が草水稼人に独占されていました。
明治になるとこの稼人のなかからも近代的な石油事業に着手する
ものが現れました。

日本の石油王と呼ばれる中野貫一は1874年(明治7年)に借区
開坑願を政府に提出し、金津地区で開坑しこの地方の開発の端緒と
なりました。
そして1875年(明治8年)に石油精製の許可を申請しこの地方
の原油を精製販売を始めました。
その後、数々の困難に直面しましたが、大正期には中野興業株式会社
という日本石油、宝田石油に次ぐ、大石油会社に成長していく事に
なりました。

しかし、明治初期には石油はランプの燃料としての利用がほとんどで
あり、灯油分の少ない新津油田は質が悪いとされ、1石(180L)が
65銭くらいにしかならなかったようです(汗)
しかし、1894年(明治27年)の日清戦争と1902年
(明治35年)の日露戦争は、一方で石油の需要を伸ばし、それに
よる好景気で石油産業を発展させることができました。
とくに重油、機械油を製造するようになって、新津の石油も値上がりし1902年(明治35年)には1石1円20銭に上昇しました。


因みに日本で石油が文字として歴史に現れるのが「日本書紀」で
「越国から燃土、燃水が献上された」とあります!
この越国が秋葉区の新津地区であったかは不明ですが、明治時代は
全国有数の出油地帯でした。

大正6年には年産12万kLで産油量日本一となり、第二次の全盛時を
迎えましたが、その後は産油量も減少し、平成8年で採掘が
終了しました。

・・・・・・・・・って言うか、もう採掘していないのは知って
いましたが、どうせ昭和の初期には掘るのを止めていたんだろうな〜
と勝手に思っていたので、まさか平成まで採掘していたとは
吃驚でした!!!


公園内、そしてその近くには新津油田開基の油井(煮坪)があり
採掘は既に終わっていますがその設備などが現在も保存されています。
林立する石油櫓や事務所や作業所の木造の建物。
集油所、パイプライン、重油タンク、ろ過池など錆びて朽ちていますが
確りと残っており、寂れ具合が廃墟好きにはたまらない何とも寂寥感の
ある雰囲気を醸し出しています♪

山の方へと登って行くと
綱式機械掘りの櫓
(採油方法として手掘りが長く行われてましたが、1893年
(明治26年)頃から上総掘りが成功し、採油深度も120〜130m
までに増大しました。
1899年(明治32年)に日本石油が綱式機械掘りを熊沢鉱場で始め、
この工業化により採油は飛躍的に増大しました。その時使用された
掘り櫓です)

他にもポンピングパワー
(アメリカのペンシルバニア州で生まれたシーソーの原理を利用して
石油井戸を動かす装置の事)

明治の終わり頃にアメリカから日本に伝わったといわれています。
20〜30馬力のモーター装置です。
これを中野貫一は明治40年代にこの地に設置しました。
その後、このポンピングパワーから生じた動力をもとに昭和の初期
まで約60の石油井戸が動いていたそうです。

ポンピングパワーでつくられた動力を遠く離れた石油井戸まで伝える為、
様々な役割をする装置もあり、それらも見る事が出来ました。
「平盤(継転機)」と呼ばれる装置。
この装置は、ポンピングパワーで生じた動力が本線ワイヤーを動かし、
支線ワイヤーを通じ石油井戸を動かします。

「V字招木」これは文字通りV字型をした招木です。
ポンピングパワーで生じた動力を石油井戸まで伝えるワイヤーを支える
大事な装置です。
斜面の多いこの地では地形によってV字招木そのものが異なった形式を
している事があります。
この他にも、ストローグ招木(引き分け招木)や複線グレッド招木など
が動力を伝えるワイヤーを支える脇役として存在しています。
ポンピングパワーで生じた動力はワイヤーを伝って最後には石油井戸
へ伝わり、その動力を使って原油が汲み上げられます。

・・・等々、数々の当時の採掘の施設を見て回る事が出来ました!
山も思っていたよりも歩きやすく、見所も多々ありアッと言う間に山の
見学路を見終えてしまいました(笑)



山歩きをした後は・・・・
『岩室温泉』!
温泉でサッパリしましょう♪
岩室温泉は、別名「霊雁の湯」とも呼ばれています。
それは、正徳三年(1713)、白髪の老翁が庄屋高島庄左衛門の
夢枕に立ち、そのお告げ通りにこの地を探すと一羽の傷ついた雁が
泉流に浴して怪我を癒していたことから、源泉を発見したとされる
不思議な割によく聞くパターンの言い伝えに由来しています(苦笑)

その後、江戸時代後期にもなると、岩室を訪れた湯治客の様子と
その繁昌振りが多くの書物に紹介され、広く全国にその名を高めて
いきました。
慶長3年(1598年)岩室村検地帳に「湯のこし」の地名がある事
から、すでに湯の湧出があったと考えられています。
正徳3年(1713年)には役金を上納する「湯組」37軒が
あったことから、岩室温泉は300年の歴史ある湯の街です。

「ゆもとや」と言うホテルの日帰り入浴に入って来ました!
湯質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物温泉
乳白色で塩のしょっぱさが感じられる湯でした。
岩がゴツゴツしている無骨な感じの露天風呂にて
やや熱めの温泉に浸かって旅の疲れを癒します〜〜〜

しかも今回も貸し切り状態って最高過ぎる♪



時刻は13:30
さてさて、そろそろ空腹がヤバいぞ&昼の営業時間が終わってしまい
夕方まで待つ羽目になるのは嫌なので急ぎ『三条』へと向かいます!

狙いのご当地グルメは「三条カレーラーメン」
定義は一つだけ。「スープがカレー味であること」以上。
シンプルで素晴らしい(笑)

新潟県内にあるご当地ラーメンが「新潟四大ラーメン」として脚光を
浴び出した時には「燕・三条豚油ちゃっちゃ系」として三条市の名も
入っていました。
しかし、三条市は中小企業が多く、石を投げれば社長に当たると言う
くらいで、独立心旺盛な土地柄。
しかも特徴の似た隣市・燕市には並々ならぬ強いライバル心を
持つそうで・・・

故に、燕と一緒にされ、なおかつ燕の下の方に名をつけられた事が
どうにも我慢ならなかったらしいです(苦笑)
三条市内の食堂でカレーラーメンをメニューに入れている店が
多かった事を見つけ出し、大々的にアピールして独自に
「新潟五大ラーメン」と拡張させ、更には大手メーカーから
カップ麺まで出してしまったと言う・・・
恐るべし、三条パワーですね(笑)

「末廣」と言う中華料理屋で食いました。
因みに昼の部の営業は14:30までで、店に着いたのは14:00!

勿論皆で注文はカレーラーメン!

・・・今日のおススメの定食「卵とキクラゲの豚肉炒め」が
メッチャ美味そう(笑)


「迷ったら食え!」って、神も言っていた気がするので勿論
両方頼んじゃいました♪


カレーラーメンは普通に想像通りの味でしたが、想像通り故に美味し!
そして卵とキクラゲの豚肉炒めは予想以上に美味くて、両方頼んだ
俺ってばマジで勝ち組ですね!(ヲ)



だいぶ食い過ぎて腹重いですが、美味しかったので些細な問題です。

後は帰るだけ!って事で最寄りの三条燕ICから関越道に
乗って帰ります。

途中の塩沢石打SAにて土産を買ったりして休憩・・・

その後、大した渋滞も無く進むも
暖かい日差しと眩しい西日
そして満腹で車内は全員爆睡状態(滝汗)
珍しくコチヤもアレルギー発作でグロッキーで寝落ち状態


無理
俺も眠い(汗)

って事で、赤木高原SAにて仮眠タイムを90分程取り
確りと眠気を取ってから再移動!
勿論、帰りも圏央道経由で進み海老名ICで降りてから
海老名駅前で解散!

3人は新しく出来た海老名のモールを覗いてから帰るそうです(笑)


いや〜
去年のチューリップ(過去日記参照)から1年越しの木瓜でした!
木瓜も丁度見頃で見れましたし、追加で入れた石油の里も面白かったし
カレーラーメンも美味かったし温泉も良かった!
天気も良く・・・良過ぎて眠くなったけど(汗)
何より久し振りに4人集まってのイベントでした!
全てOKな良いイベントでした!

次も皆で色々な場所へ行って色々見たり食ったりやったり(ヲ)
したいので皆で頑張ろう!!


ってな訳で、今回もお疲れさまでした〜


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