本当だと昨日今日と酒乱祭の予定でしたが、今回も人数が５人しか
集まらずに流れ！（怒）
勿体無いので日帰りでも何処かに行きましょう！！って事で
昨日しか休みが取れなかったミッキーには悪いけど、残りのメンツで
宮城へ行く事にします。
去年の６月にゲレゲレと２人で宮城の南部の城巡りに行ったので
（過去日記参照）その反対側の北側を巡る事にします♪
直前の直前でクラウザーが仕事のトラブルで不参加になり
参加者は俺、ＭＩＣＨＥＬ、ゲレゲレの３人に（汗）
ま〜全員免許持ち出し問題無いでしょう！
車内でタバコが吸いたいとの事で、俺が車でＭＩＣＨＥＬの家まで
行き、先に着いていたゲレゲレ車と合流。
近所のコインパーキングに俺の車を停めてゲレゲレ車にて出発です！
ま〜行きはゲレゲレの運転で渋滞も無く順調に進みます。
車内では、停車する毎に
ＭＩＣＨＥＬ「後部座席にＥ．Ｔはいるか？」
俺「居ます！」
ＭＩＣＨＥＬ「置いて行って無いよな？？」
俺「居ます！！」とゲレゲレのトラウマを穿ります（マテ）
（過去日記参照）
ま〜それ以外俺は、ほぼずっと爆睡です・・・
いや〜最近マジで寝不足だったのでガチ爆睡でした（苦笑）
最初の目的地である宮城県の大崎市にある『桑折城址』へと
到着したのが７時
着いたので起床したら
「今までＳＡとかの休憩では一回も起きなかったのに！」
「起こしてもいないのに着いて即起き出すとか何なのお前！？」と
２人に褒められました？
ま〜それは置いておいて（ヲ）
桑折城の築城年代は定かではないそうですが、城主は大崎氏の家臣
渋谷相模守と伝えられています。
天正１６年(１５８８年)の伊達氏が大崎氏を攻めた大崎合戦では
大崎氏の重要拠点となっていました。
桑折城は鳴瀬川南岸にあり、川に向かって張り出した丘陵に築かれて
いまする。現在は館山公園として整備されています。
館山公園となっている曲輪群と谷を挟んで東南東にある曲輪群で
構成されいます。
主郭部は館山公園となっている部分で、川に面して東西に伸びる
丘陵の東端頂部に主郭を置き、西へ伸びる尾根と北へ伸びる尾根に
曲輪を配する造りになっています。
西尾根の先端は階段状に連なる小段と浅い堀切によって区画
されています。
西の頂部は展望台になっているが、その曲輪は東西両側を深い堀切で
遮断し、東側は土橋が付いていました。
土橋を渡った所が主郭で東西に長い削平地の東端部分が一段高くなって
いました。
いや〜勾配が結構急だし、足元の草が朝露で濡れていて・・・
すげー滑ります（汗）
サンダルの俺が一番ヤバい！
何度かマジでコケそうになりました（涙）
さてお次は『名生館官衙遺跡』へと向かいます。
ここは古代の役所跡で、地方の役所としては全国的に見ても古く、
古代東北史を考えるうえで欠かすことのできない重要な遺跡です！
名生館官衙遺跡は中世に大崎氏の居城であった名生城と同じ場所に
あり、こちらは国指定史跡となっています。
案内板が建っている地が政庁跡だと云われていますが・・・・・・
周囲は一面畑！！！
遺構？
何それ美味しいの？？ってレベルで畑オンリー（笑）
一応近辺の畑を調べたものの、遺構らしいものは一切見当たりません
でした（涙）
・・・・看板は凄く立派で大きな看板が立っているのにね（汗）
ま〜気を取り直して次へＧＯ！
本来だと市内にまだ見る箇所があったので効率を考えると
市内を見終えてから移動するのが好ましいのですが、拝観時間の絡みも
あり、先に北隣りの栗原市へと移動します。
やって来たのは『姫松館址』
ここも築城年代は定かではない（笑）
城主は奥州藤原氏の重臣井ノ山雅楽之丞と伝えられています。
雅楽之丞は文治６年(１１９０年)の奥州藤原氏の残党大河兼任の乱を
助けて姫松館に立て籠もり、鎌倉方の千葉新介、足利上総前司、
小山五郎などを迎え撃ち敗れたと云います。
姫松�澆忙弔辰討い刃珪召砲泙弔錣訶曽気箸靴董⇒郛襪里�り千代姫が
傘にすがって断崖を飛び降り逃亡したと云われています。
・・・・メリーポピンズ！？
また一説に大崎家臣湯山雅楽允の居館とも云われています（笑）
遺構は土塁と郭が残っていてちゃんと確認出来ました。
続けて近所のあったのでＭＩＣＨＥＬが追加で調べて来てくれた
『龍雲寺』へ立ち寄ります。
仙台藩重臣冨塚氏の菩提寺で歴代の当主の墓がありました。
そのまま寺の裏の階段を上って山の方へと入って行くと
『真坂館址』へと繋がります。
日本の江戸時代に作られた歌舞伎・浄瑠璃作品「伽羅先代萩」の主要登場
人物である政岡（まさおか）。
実際に会った伊達騒動に擬せられた劇中で、幼い主君の乳母として仕え、
我が子の命を犠牲にして幼君の謀殺を阻止する・・・
彼女のモデルは複数説がありますが、その内の１人である白河義実の妻
が暮らした館跡だと云われています。
さて、続いてＭＩＣＨＥＬプレゼンツ
『山王囲遺跡公園』へ！
山王囲遺跡は、縄文時代晩期（約２５００年前）から弥生時代前期
（約２０００年前）にかけて営まれた集落遺跡です。
泥炭層と呼ばれる水分を多量に含む地層から、縄文時代の布である
「編布（あんぎん）」の断片や、漆塗りの容器である「籃胎漆器（
らんたいしっき）」の断片などが出土し、それらの出土品が大変貴重で
あるとして、昭和４６年に国の史跡に指定されました。
平成７年から１１年までの発掘調査では、弥生時代前期の竪穴住居跡や
大規模な溝跡なども発見されており、東北地方としては大規模な集落が
あったのではないかと考えられています。
公園内には復元された住居が何棟か建っており、建物の中にも入れて
それなりに雰囲気がありました♪
・・・・・・・・それよりも！（マテ）
まさかのサプライズ！！
誰も調べていなかったのに、山王囲遺跡公園の隣りで丁度
栗原市アヤメ祭りがやっていました♪
折角なので￥５００払って見て来ました！
いや〜
アヤメが満開♪
濃い紫から薄い紫、白、紫〜白のグラデーション、黄色、色とりどりの
アヤメが咲き誇り、思いがけず綺麗なものを見る事が出来ました！
午後からカラオケ大会もあるそうで、特設のステージが設置されており
そこからマイクテストのオッサンのご機嫌なトークが雰囲気打ち壊し
でしたがね（笑）
さて、時間も経ったので栗原市から大崎市に戻り『有備館』へ
有備館は石州流仙台藩茶道頭清水道竿によって正徳５年（１７１５年）に
作庭された庭園です。
石州流の祖、片桐石州は将軍家の茶道師範をつとめ、茶室作庭に本領を
発揮したと云われています。
有備館は岩出山城本丸跡の断崖を借景とし、御中島（茶島）、鶴島、
亀子中島（亀島）、兜島を配した廻遊式池泉庭園。
作庭時の領主は四代村泰である。三代敏親とともに代を重ねて京都の
名家である冷泉家から夫人を迎えています。
ついこの前まで東日本大震災で倒壊した庭園内の母屋の復旧作業中で、
庭園のみの開放だったのですが、復旧が終わって全て開放されています。
実はもっと前から有備館には来たかったのですが、折角なら母屋の復旧が
終わってからと思い、ずっと待っていましたので、復旧の知らせを聞いて
速攻で今回見に来ました！！（笑）
で、一緒に有備館の裏手の山にて『岩出山城址』も見学です。
岩出山城は、大崎氏の重臣である氏家直益が応永年間（１３９４〜〜１４２７）に築いた山城です。
元は岩手沢城と呼ばれ、北羽前街道と羽後街道が交わる要衝の地で
あったこの辺り一帯を支配する拠点でした。
その後、天正１８年（１５９０年）、豊臣秀吉の奥州仕置において大崎氏が
滅亡すると、氏家氏も共に滅びます。
それにより大崎旧領は木村伊勢守吉清に与えられ、岩手沢城は吉清の
家臣・萩田三右衛門が城主となっりました。
しかし木村氏に対して大崎氏・葛西氏の旧臣は不満を持ち、岩手沢城の
蜂起が発端として有名な「葛西・大崎一揆」が勃発します。
この一揆の責任により木村氏の所領が没収されると、葛西・大崎氏旧領は
伊達政宗に与えられました。
・・・ま〜一説によると一揆の首謀者は伊達政宗だと云われて
いますがね（苦笑）
関ケ原の合戦以降、仙台城が築かれるまでは伊達政宗の居城として
使われます。
元和元年（１６１５年）の一国一城令以後は「要害」として存城し、
岩出山伊達氏が１４６４０石を得て明治維新まで統治しました。
現在本丸跡は公園となり一部に土塁・石垣・空堀土塁が遺構として
残っています。
また、かつて仙台城にあった平服姿の伊達政宗像が立っています。
続いては『佐沼城址』へ！
佐沼城は築城の際、鎮護のために鹿を生き埋めにしたことから
「鹿ヶ城」とも呼ばれます。
沼や川に囲まれた天然の要害で水城と呼んでも良いレベルです！
佐沼城は奥州藤原秀衡の家臣、照井太郎高直によって築かれたと
云われ、戦国時代は大崎家家臣、石川氏の居城でした。
戦国時代、佐沼城は大崎一揆の主戦場として２度、伊達政宗軍に
攻められます。
一揆が鎮定するとここ佐沼城は徳川家康によって修復され地方の要害と
して一新されました。
この地が伊達領になったことを受けて佐沼城には家臣の津田景康が
配されました。
さて、そろそろ腹が空いてヤバいので飯処へと急ぎます（涙）
・・・・今日の飯処は山形なので、そのまま県境の山を抜けて
山形へと向かいます。
・・・・・なので、奥州と羽州の国境を守る『尿前関』にも
空腹を堪えて頑張って立ち寄りました（汗）
ニョウマエノセキアトじゃないよ（汗）
シトマエノセキアトって読みます。
山形に通じる羽前街道の関所があった所で、僅かに石垣が残る関所近く
には「蚤虱馬の尿する枕もと」の芭蕉句碑が立っていました。
関所の規模は明治初期の記録によると東西４４間、南北４０間の広さに
周囲を石垣と土塀で廻らし、内部には長屋門、役宅、土蔵などが配されて
いました。
現在は遺構がなく、柵や木戸などが復元されています。
折角なので？
関所の近くの藪で皆で立シトしてきました♪（マテ）
さて、山形に入り飯前にもう一つ！！
『赤倉温泉』にて日帰り入浴です！
「わらべ唄の宿 湯の原」にて露天風呂を満喫致します（笑）
伝説によれば、慈覚大師円仁が貞観５年（山寺立石寺を開山した３年後
の８６３年）の奥羽地方巡の折に今の赤倉温泉にあたる地域を訪れた際、
地元の村人が小国川の水で傷を負った馬を癒している姿を見た円仁が、
手にした錫杖で川底を突くと石の間から薬湯が湧き出たと云われて
います。
鉱泉史では、享保６年（１７２１年）に記載記録が残っています。
湯質はカルシウム・ナトリウムの硫酸塩温泉で、弱アルカリ性の
無色透明にして無味無臭。
適度な熱さでマッタリと露天風呂から目の前を流れる川と
長閑な山間の風景を眺めて癒されます〜・・・
さて！
いい加減に空腹がヤバい！！！（涙）
赤倉温泉から南下して、トイレに立ち寄った途中の道の駅で
ＭＩＣＨＥＬとゲレゲレが桃を買ったりしつつ『河北』へ
「いろは本店」にてご当地グルメ「冷たい肉そば」を食します！！
因みに俺はこの店は２度目です！
前回はクラウザーとミズカドオーと来たな〜（過去日記参照）
冷たい肉そばは山形県河北町におけるそばの食べ方の一つで、具は鶏肉
（歯ごたえのある親鶏が中心）とネギがメインで、つゆは鶏だしで
冷たくしてあります。
のびないように冷やして出したのが始まりと言われています。
また、のびにくいということで酒の肴としてあてがわれる事も
あるそうです。
冷やしすぎると鶏の脂が固まるため、冷たいというよりは常温に近い
かな？？
蕎麦の風味と鳥の味とコリコリした鳥とシャキシャキのネギの触感が
止まらない！！
３人とも勿論大盛りを頼んだものの、一瞬で喰い尽しました！！（苦笑）
さて、今日の目的地はこれで終了〜
他にやる事もないので真っ直ぐ帰ります！
東北道を南下して行き、途中のＳＡに立ち寄って給油＆土産購入を
したくらいかな？
特に激しい渋滞も無く無事に戻って来ました。
で、二俣川のコインパーキングにて解散！
・・・・・ゲレゲレ、ずっと運転お疲れ様でした（汗）
って言うか、明け方仮眠したとは聞いたが、よくずっと１人で運転して
いたな（汗）
・・・俺は俺で帰りの車内で凄まじくショッキングな電話を受けて
１人で超テンパっていましたし、それを見てＭＩＣＨＥＬから
「お前、相変わらず激しく生きてるな〜」と感心？されましたが
そんなの全然嬉しくない！！（涙）
ま〜その電話の詳細は明日の日記を読んでくれ！（ヲ）
取りあえずは今回も無事に楽しくイベント終了です！
皆、お疲れ様でした〜
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