もへんじょ=だろの不定期更新日記
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2016年05月24日(火) 北海道放浪日記〜北の原野〜

朝起きて、朝食無しのプランだったので
昨夜コンビニで買っておいたご当地系メインの食い物や飲み物で
朝食を済ませてから10時頃にマッタリと出発です!

チェックアウト時に、じゃらんの予約特典で付いてきた
「mocha」と言う生洋菓子を3つ入り1ケースずつ
人数分お土産でくれたので有難く頂戴しました♪

お餅の中にモカクリームが入っていて甘苦くてモチモチで
美味かったです♪



まず今日の目的地は当初の予定だと・・・・・・・
2つで終了の予定です(マテ)
流石に色々不味いので急遽色々追加です(苦笑)


まずは予定外のポイントですが、折角なので稚内市内にある
『北門神社』を参拝しますかね〜
稚内の町を見下ろす山の中腹に建つ神社で、北海道では歴史的に古く
天明5年に創建されました。
ロシアの南下に対抗するために鎮護のために建てられたそうです。
ここで御朱印を貰うと「最北端神社」参拝の認定を受けることが
出来るそうです!
・・・ま〜今更感があるので特に貰いませんでしたが(苦笑)
地理的な最北端の神社は昨日行った宗谷岬にある岬神社なのですが、
宮司さんが常在しているという意味ではここが最北端になるそうです。

参拝後、稚内の町を後にして南下して行きます。



只管広がる原野!

ただただ広い(汗)
気が付くと車速が90kmを超えていてビビる(マテ)


そんなこんなでやって来ましたのは当初の予定にもあった
『サロベツ原野』です。
北海道の最北端に広がる、23000haの広大な湿原です。
「利尻・ 礼文・サロベツ国立公園」に指定されていて、周辺には
マジで何も無く、ただ只管に草原や牧草地が広がっています。
車窓からの風景も素晴らしく、途中で何度も停車して写真を撮って
行きましたが、メインは湿原内に建つ「サロベツ湿原センター」を
見学して来ました!
湿原の四季や動植物、歴史や地元の特産品などの展示を見学後は
遊歩道で原野の奥へと入って行きます♪


見渡す限りの荒野!って感じが旅情を掻き立てます!!
水芭蕉の花などが少し残っていましたが、殆どが枯れていて
次の季節の花である竜胆とかカラマツソウなどは探せば小さな花が
草の隙間から生えている程度で、花は楽しむ事があまり出来なかった
ですが、それでも原野の迫力の凄さが満喫出来たので大満足です!!!

遊歩道を30分ほどかけ一周した後は、センターに併設された
かつてこの地で行われていた泥炭採掘の歴史を展示している
「泥炭産業館」も見学して来ました。
泥炭を採掘する時に使われた泥沼を掻き分けて進む船のような乗り物
が現存物が展示されていて、これも中々に迫力があり楽しかったです!


後、原野で花はあまり見れませんでしたが・・・
センター周辺やその近辺の草原ではタンポポが超満開!!
草原が一部黄色く染まっていて凄い綺麗でした!



さて、風があって涼しかったとは言え日差しは強く、その中を
歩いたので結構汗をかきました(汗)

温泉だ!!
近場の温泉へとGOです(笑)
向かった先は稚内温泉が湧くまでは最北端の温泉として知られていた
『豊富温泉』です。
ま〜温泉街としては最北端らしいです(笑)
源泉はナトリウム塩化物泉と、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉の2種類
が湧いており、湯質は僅かに黄濁し、井戸からは石油や天然ガスとともに
湧出してくるため、僅かに油分を含み弱い石油臭があるそうです。
「油風呂」とも呼ばれることもある特徴的な湯は、衣服に着色する
ほどお湯が濃いため、一部の宿泊施設ではあえてろ過や加水を行っている
そうですが、今回我々が訪れた町営の「ふれあいセンター」と言う
日帰り入浴施設では、過加水を行った一般用浴場以外にも源泉も堪能
する事が出来ました♪

露天風呂は無かったですが、ま〜思う存分マッタリとして来ました!
・・・・今日はこれから行先を頑張って増やさないとこれで終了に
なってしまう予定ですからね(汗)

風呂上り、ご当地牛乳を飲みながら折角の北海道なのでふれあいセンター
内の食堂で「ジンギスカン」を食べました♪



さて
今日はもう行き先が無いぞ〜(涙)
ふれあいセンター内で行先を探して近所にある
『ほろのべトナカイ観光牧場』へと行って見る事にします。
そもそも幌延とトナカイの関わりは、岐阜県出身の脱サラした方が
フィンランドでトナカイの飼育実習をし、北海道での飼育適地を探し、
町内の仲間と会社を設立して輸入したのが最初です。

その目的は家畜としての利用であり、肉(食用)やツノ、革の生産販売の
為の飼育でした(汗)
それが平成元年の事で、実はそこまで歴史は深くないのです(笑)
同3年には173頭のトナカイが飼育されるようになり、珍しさもあり
話題になったので、市が乗っかって観光産業に組み込んだのがこの
観光牧場の始まりです。


実際にトナカイが目の前で見る事が出来ます♪
トナカイ以外にもヤギが居たりして、ま〜マッタリと楽しむには
良い場所ですね〜
何より無料ってのが素晴らしい☆(ヲ)


しかし、トナカイ
今のシーズンは角が生えてなく、素人目には鹿?鹿っぽい動物??
って感じにしか見えず、トナカイを見たぞーー!!って感じには
ならなかったのが残念でしたかね(苦笑)



ま〜トナカイよりも


1頭だけ隔離されていた角の生えたヤギが居て、ミッキーと
「呼んだら来るかな?」と200mほど離れた場所に居たヤギを
呼んでみたら・・・・・

ダーーーーーっと駆け抜けて来て、そのまま減速無しで木の柵に
頭を叩き付け、更に角で柵をカチ上げまくって大暴れしつつも
撫でると大人しくされるがままになる。
でも放って置くとまた頭突き&角カチ上げをやり出す
人の温もりに飢えているヤギさんに出会えたので非常にイイ思い出に
なりました(笑)



で、帰る前に来る途中で近くにあった『ゆめ地創館』なる施設にも
見学が出来ると言うので行って見る事に!
・・・・近くと言っても北海道なので草原を挟んで結構離れて
いますがね(笑)


ここは国立研究開発法人日本原子力研究開発機構が
幌延深地層研究センターで行っている、地下深部の研究内容を紹介すると
ともに、現在の地下施設の工事状況等をリアルタイムで知る事の出来る
施設です。
ま〜要するに、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物を最終的に
地下深い地層中に処分する訳ですが、その為の地層科学研究や地層処分
研究開発を目的としたPR施設です。

なので実際にここに核廃棄物がある訳では無いのでご安心を!



核廃棄物を閉じ込める為の金属の容器や、その容器を覆う為の
人口バリア(緩衝材)、埋める穴を掘る為の巨大な機械などが
実際に展示されていて触れたり、人口バリアの材質を知る為に
簡単な実験をさせてくれたりと予想以上にとても楽しかったです!

ま〜これだけ研究に研究を重ねても100%の安全じゃないって
いうのが逆に怖いですが、それでもこう言った研究に携わっている
人たちって本当に凄いなと改めて思わせてくれる場所でもありましたね

いや、見学施設の楽しさもそうですが本当に来て良かったです!!




少し予定外の追加行き先が楽し過ぎて時間がギリギリになってしまい
ました(汗)
捕まらない程度に速度上げて急ぎ足で稚内市内へと戻ります!!

町中で給油を済ませ、レンタカー屋に車を返してから店の人に空港まで
車で送って貰い、16時頃に稚内空港に戻って来ました。

稚内空港を17:30発の便だったので、空港内で土産を買ったり
荷物を纏めたりしていたらすぐに搭乗の時間になり、慌ただしく機内へ


帰りも新千歳空港経由でしたが、新千歳空港までは小型飛行機なので
揺れなど怖かったのですが、帰りも思っていたほどの揺れは無く
あっと言う間に18:25新千歳空港に到着です。

新千歳空港内で軽く晩飯を食ったり、追加で土産を買ったりして
3〜40分ほど時間を潰しました。
新千歳空港を19:30に出発し、やや揺れましたが羽田空港へは
予定通りに21:05に着です!


何時も通りに羽田空港の空気の重さに明日の仕事の事等を考えてしまい
テンションもダダ下がりになります(涙)
空港内で電車で帰る老ちゃんと別れて俺とミッキーは空港内の駐車場へ
移動して・・・・・停めた場所は覚えているのに、停めた階が記憶が
アヤフヤで無駄に2階分ほど上ったり下りたりしましたが(ヲ)
我々も無事に羽田空港から離脱に成功です(苦笑)

横浜のミッキー宅前でミッキーを降ろしてから真っ直ぐに帰宅。

厚木を越えた辺りで工事渋滞に巻き込まれましたが、それでも0時前
には家に着きましたので・・・・無駄な工事に心底腹が立ちますが
ま〜良しとします(苦笑)



いや〜
最北端!行っちゃったね♪


しかし、道北エリアは1回で終わる予定だったのですが
洞窟を見つけてしまったせいで、もう1回か〜(マテ)


ま〜楽しそうだから良いか☆
次回はオホーツク海側を行くのもアリだな!
となると、使った事の無い紋別空港か!?

・・・・・ますますアリだな(笑)
その時も楽しく元気に行けますように!

それでは今回もお疲れ様でした〜♪


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