８月の１泊です！



メンツは俺、ミッキー、老ちゃん！
はい、何時ものメンツです（笑）






全く考えずに、先月末に「どの辺りなら空いてる？」みたいな感じで
決めた今回の日程。


先週くらいになって、やっと「お盆」って事に気が付きます（滝汗）

更に当初の予定は徳島行き

＝

阿波踊り直撃です（涙）




速攻で行き先変更です！

もう宿の予約が取れそうで、渋滞も怖いのであまり遠くなくて・・・


ってな訳で、何とかかんとか計画が完成（汗）
兵庫に行って、メジャーな神戸も竹田城も姫路城も城崎温泉も行かない
マイナースポットのみを縫って移動するスーパー地味な旅です（笑）


今回は何時もより絶対に早く出発したかったので、急ぎ仕事を終わらせて
家の片付けもソコソコに出発！
伊勢原駅まで来て貰っていた２人を０：１０に拾って速攻で出発！！

東名に乗って流石に何時もよりも車の数が多く、走り難くて嫌でしたが
それでも、それなりに順調に進みます♪

途中、静岡を出た辺りから超土砂降りに遭遇（汗）
ワイパー最速で掛けても視界不良が酷く、大粒の雨が強く降り雨音も
激しく大変でした（涙）
そんな中、何とか最初の渋滞ポイントの新東名と東名の合流ポイントを
渋滞が始まる前に突破し、そのままノンストップで滋賀の甲賀土山ＳＡ
へと４：００に到着です。
軽く夜食を食べたり、お菓子や飲み物を買ったり、トイレに行ったり
してから一応まだ余裕はあったのですが給油も済ませておきます。

土砂降りの雨も止み、次の渋滞ポイントである吹田を渋滞前に突破する
為に、もう止まる気はなかったのでここでミッキーを起こして運転を
交代して貰い、更に西を目指します♪





甘かった（涙）

流石に吹田から宝塚までの渋滞にハマった

ま〜それでも渋滞ＭＡＸでは無く、渋滞の始まりだったので
少しずつですが車は進み、９：００には最初の目的地である
『八木城址』へと到着です！！





えぇ





毎度恒例のほぼ徹夜明け♪
朝から楽しい山城登城です（壊笑）



俺が持っている行動計画の残りの中でもトップレベルの難易度の
山城（汗）
登るにしても夏はないよな！行くなら１０月とか１１月の秋か冬の手前
だよな！！ってずっと言っていたのに・・・

ピンポイント８月半ばにご招待♪



・・・・・全てお盆が悪い（涙）




八木城は、室町時代以降に出石を本拠として勢力を広げ続けた
山名氏の傘下に入り代々山名四天王の一人として栄えた朝倉氏の居城。
戦国時代の末期、山名氏が衰えると独立し毛利氏と結びます。

その結果、秀吉の中国侵攻により城は落城し、以降朝倉氏は秀吉の
参加に加わり生き延びます。
この時に城の大改修が行われたと考えられており、元々かなりの規模
だった八木城は更なる要害へとパワーアップしました！
中世の山城としては全国的にも有数の規模を誇っています！


獣避けの金網フェンスを開け、「ご自由にお使いください」な杖を
装備して登城開始です！









・・・・・・・・・・・・・すげーキツイ（涙）

予想していたが、山の勾配は急だし湿度も気温も高くて
朝の一発目から汗だくだし（涙）

ま〜その甲斐あって登城しながら出て来た曲輪、土塁、堀切などの
遺構はかなり状態が良く見応えがあり素晴らしい☆


そして山頂の本丸に残る石垣！！

凄い迫力だ！！！

これは正直登った価値があったな♪


・・・・・ま〜ハードな山道を片道三〇分登ったがね（泣笑）


急に空が薄暗くなり、小雨が降ってきたので急ぎ下山します・・・・



あれ？途中からミッキーが居ない・・・
一本道なのに先に歩いていたミッキーが居ない（汗）

本丸で待っていたのに来ないから先に下山してみたら
途中でボロボロになったミッキーが登って来ました。




・・・どうやら途中でショートカットしようとしたのか、本来の
最短ルートから外れ、遺構があまり残っていない三の丸経由で
来る羽目になったそうです（笑）



さて、下山したら雨が止んだぞ（笑）

しかし、もう汗だくで悲惨な状態だったので八木城に来る途中で
老ちゃんが発見した『とがやま温泉』の「天女の湯」と言う日帰り入浴
施設へと立ち寄って癒されましょう♪

湯質は重曹成分を多く含む所謂「美人の湯」（笑）


温めの湯に浸かり体を癒しましょう・・・





しかし、アレだね〜

毎度ある山城

キツいのに・・・・・・・



もう既にイベントで無いと物足りなくなっている（マテ）


そして
山城を登り終えた後の「登った感」と「今日はもう終わった開放感」
が心地良い（マテ）



立派に病気だね☆（ヲ）



さて、汗を流し服を着替えて再出発！
兵庫県は元々鉱山が多い県で、その中でも道沿いに鉱山が集中して
並んでいた「鉱石の道」と呼ばれる鉱山郡を見学して来ました。
まずは『明延鉱山』を見学です。
明延鉱山は、今から約１２６０年前の天平年間に開山していたとされ、
奈良・東大寺の大仏鋳造にも明延鉱山産出の銅が献上されたという言い
伝えもあります。
明治政府の誕生とともに官営となり、明治２９年（１８９６年）に
三菱合資会社に払い下げられました。
兵庫県養父市大屋町明延でかつて操業していたスズ、銅、亜鉛、
タングステンなどの多品種の非鉄金属鉱脈をもつ鉱山で、特にスズは
日本一の鉱量を誇っていました。

そんな鉱山ですから、その周辺の施設も巨大で今でもその名残を
見学する事が出来ます♪

要事前予約＆本日お休みの為、鉱山の中には入れませんでしたが、
それでも周辺の工員を運ぶ為の電車や線路。
事務所や鉱山の入口、工員の娯楽施設、浴場の廃墟など多くの
建物跡が今も建ち並び、鉱山の街の雰囲気を存分の感じる事が出来ました。

お次は『神子畑選鉱場』へ
明治１１年の鉱脈再発見により、この次に行く「生野鉱山」の支山として
稼働。
大正６年に閉山しましたが、その後、明延鉱山で採鉱された鉱石の
選鉱場になり、最盛期には東洋一の規模を誇ったそうです！

たしかに山の中にいきなり巨大なコンクリ製の建造物や鉄橋。
生野鉱山開発に貢献したフランス人技師ムーセの元住居である洋館。
などなど出てくるので、鉱山に興味の無い人でもまずは立ち止まって
（車を停めて）見入ってしまうと思います！！


さて、鉱山の道で最大規模を誇る＆一番メジャーな鉱山である
『生野銀山』＝生野鉱山を見学です！！
まずは鉱山に潜る前に、いい加減に腹が減ったので『生野』の名物である
「生野ハヤシライス」を鉱山入口の「マロニエ」と言う食堂で食います！

生野銀山は、大同２年（８０７年）に開坑したと伝えられています。
織田、豊臣、徳川の幕府直轄鉱山として栄え、明治元年には政府直轄と
なり、その後は皇室財産にもなった大鉱山です。
昭和４８年に閉山しましたが、明治新政府が日本の鉱業の近代化を
確立する為に最初に官営鉱山とした模範鉱山だそうです！

生野の町が鉱山で賑わっていたそんな中、東京から赴任した鉱山職員の
社宅には、当時都会で流行っていたものがたくさんありました。
ハヤシライスもその１つだったそうで、鉱山社宅を中心にこの近辺で
一大ムーブを引き起こし、特に鉱山の工員に好んで食べられていた
そうです。
それを復刻したそうですが、味はま〜普通のトマトベースな味です。
普通に美味いのですが・・・・
値段が高いね（汗）
工員が好んで食べていたものを復刻したのに値段が役員クラスって
どうなのさ？（苦笑）

食後、鉱山の中へとＧＯです！！
実際に掘られていた坑内に入り、当時のままの岩肌や、電機仕掛けの
マネキン人形により再現された作業風景を見る事が出来ます。
ま〜もう何個も鉱山やら洞窟に潜っているので今更感はありますが、
変に電飾でケバケバしくもなってないし、マネキンが無駄にイケメン
なのは何時もの事だし（ヲ）
鉱山としての規模が大きかったので、見学路も広くて見応えは
十分にありましたね！


さて、鉱山の道も終了！
後は宿に着く前に生野銀山から更に山奥へと進み、山道を越えて
ダムを越えて行く事３０〜４０分・・・


秘湯『黒川温泉』へ到着です♪
「美人の湯」と言う日帰り入浴施設で本日２度目の温泉を満喫です（笑）
黒川温泉はロックフィルダムとして有名な黒川ダムのすぐ下流にあり、
この美人の湯１軒のみの日帰り専用温泉施設で成り立っています。
昭和の終わりか平成の始めに隣接する大明寺の花園から湧き出た非常に
新しい温泉で、この施設自体も１９９２年オープンの新しい？ものです。

やや温めの湯にマッタリと浸かり・・・


あれ？今１６時でしょ？？
・・・・・今回の行程って余裕で日帰り可能だったんじゃない？？と
やや苦悩したりもしましたが、全てお盆が悪い！！って事で開き直って
気合入れて温泉を満喫します！！！（マテ）

さて風呂上り
後は特にする事も寄る場所も無いので真っ直ぐに宿へと移動します。
今日の宿は生野からずっと南下して中国自動車道の通る『市川』へ
「リフレッシュパーク市川」と言うキャンプ場内の宿泊施設です。

いや〜
兵庫のこの辺りでも宿を押さえるのが大変だったのさ（涙）

部屋は広くて綺麗で満足でした♪
風呂は入れる時間が短かったのと露天風呂じゃなかったので残念でしたが、
この宿をチョイスしたのは飯が面白かったから！！

・・・・・・うん
美味しそうとかじゃなくて面白そう





だってさ！
この山の中の立地で、晩飯のメニューがまさかの


カツオのタタキ食べ放題！ってどうよ（笑）



いや、カツオ以外もアナゴの鍋とか天ぷらとかアワビの網焼きとか
非常に美味でした！
そして勿論カツオも美味かった！！タレが特に美味かった♪

で、シェフ？が食っている最中に
「お食事はお口に合いましたでしょうか？」って挨拶に来てくれたので






口にパンパンに物が入った状態で、無言で首を縦に振りまくって頷いて
置いたので、俺らの口に合った事は伝わったと思います（笑）

で、カツオのタタキと白米をお代わりしまくって・・・・・






部屋に帰って崩れ落ちます（マテ）


食い過ぎた
もう何もしたくない（涙）


布団でゴロゴロしながら、久しぶりに持って来た作りかけのガンプラを
取り出して作り終えたところで・・・・・

まさかの風呂にも入らずに就寝です（マテ）


いや〜燃え尽きた＆腹が重い（汗）


明日もお盆の渋滞などが読めないので怖い部分はありますが、でもきっと
何時も通りに何とかなると信じて逝きましょう♪（笑）
それではまずは今日はお疲れ様でした〜


続く